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Channel: ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>
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究極!?の日本食!

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和食がユネスコ無形文化遺産になり
国内でも発酵食品が注目を浴びてるなか、日本人でも二の足を踏むものがある。

それは“くさや”



くさやは伊豆諸島の特産品で、新鮮な魚を“くさや液”と呼ばれる発酵液に浸潤させ、天日干しにしたものだ。
この“くさや液”は独特の風味をもつ。
魚醤とか排水○の○いとか色々例えられる。
この強烈な臭いが好きか嫌いかに分かれる。

この臭い。
好きな人なら旨き匂いというだろう。
口のなかで染み込んだくさや液の香りがじわじわと口に広がり、ピリピリっとした感覚に悶絶してしまう。     
塩辛いながらもまろやかさがあり、味わいから感じるほど塩分は高くない。


昔は本当に強烈だったが
食べやすくするために、くさやの濃度を調整したり、真空パックなどの包装をきっちりするなど、色々なアイデアくさやが誕生してきた。

とはいえ、やはり調理のときは
要注意で
部屋の換気は絶対。
マンション暮らしならば、周りへの配慮を怠れない。


窓という窓を開け、
換気扇をフル活動し
空気清浄機をMAXでオン。

それをしても、食べたらすぐにお皿を片付けてしまわねば、あの独特の臭い、匂いがいつまでも居座ってしまう。

とにかく厄介な代物だが
この味は、ハマると納豆より中毒になってしまうのだ。

かくいう自分もそのひとり。

くさやを手にいれても
いかにして、匂いを滞留させず
食べれるか! を一番に考えてしまう。

最近は、くさやを凍らし、
小ぶりに割いて、蒸して使うようにした。

もちろん匂いはでるが、焼くという行為より周りに迷惑がかかることもやや!!少ない。


そこまでして食べたいか!?
と言われそうだが
d( ̄  ̄) 食べたいのだ。

まさに中毒、くさやの魔力に魅入られてしまった輩なのである。

あのピリ辛感にぐびいいいいいっとビアを流し込むときの絶頂は
何者にも代え難い感覚。

個性のある強い味わいはどんな酒にも合うが、
やはり伊豆諸島で醸される島焼酎との相性は抜群。
また、濁り酒との組み合わせも味わいがより滑らかになるのでオススメである。

くさやを口に放り込んだときは
日本人に生まれてよかったと心から感じる瞬間。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
そして明日からもくさや中毒は続くのだ。

※食べたらすぐに歯磨きとマウスウォッシュするべし。服はファブリーズ系を。
発酵食品なので身体にはいいが
デート前は男も女も避けるべし。(T∀T;)


 
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DATA)
商品名:くさや
生産地:伊豆諸島
備考:くさやは、新鮮なムロアジ、トビウオ、シイラなどの魚を使用した干物。

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