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Channel: ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>
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重陽の節句、白露の節気にのめる旨酒

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9月9日。
この日なんの日、気になる日〜♪と鼻歌まじりの本日は重陽の節句。
節句というと3月と5月が有名だが、1年のなかで節句といわれる日はなんと5回ある。
1月7日七草の節句といわれる人日。
3月3日桃の節句&雛祭の上巳。
5月5日菖蒲の節句で有名な端午。
7月7日七夕として、大人も子供も知っている、七夕。しちせきという。
そして今回の9月9日は重陽。


重陽の節句のことについては、以前のBlogでも紹介したが、

この時期は白露の月である。
白露のことについても以前のBlogで記した。

さて、この時期、酒屋&居酒屋でよく見かけるのが「ひやおろし」である。
ひやおろしってなあに? と質問されることがあるが、

名門酒会の説明によると
「昔、冬にしぼられた新酒は、劣化しないよう春先に火入れ、加熱殺菌した上で大桶に貯蔵。
ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、2度目の加熱殺菌をしない「冷や」のまま、大桶から樽に卸し、出荷したことから「冷卸(ひやおろし)」と呼ばれるようになり、
秋の酒としてふるまわれた」と記されている。
現在では春先に一度だけ加熱殺菌し、秋まで熟成させて、出荷前の2度目の火入れをせずに出荷するというスタイルとなった。
貯蔵はタンクや瓶に変わったものの、酒の本質は昔と変わらない。
暑夏の時期、蔵のなかでも一番ひんやりとした貯蔵庫で静かに過ごした酒は、夏の間に熟成を深め、
重陽の節句の時期、白露の季節に目覚め、われわれの口に届くのがひやおろしなのだ。

さて、そんなひやおろしと同じように出回るのが「秋あがり」である。
日本酒用語で秋あがりとは冬季に製造した清酒が、貯蔵して秋になると酒質が向上するこという。
冷やおろしと同じじゃない?と思われる方もいるだろう。
まあ、そのとおりなのだが、蔵によってはやはり差別化しているところがあるので、「冷やおろし」と「秋あがり」はジャンルは同じながら、意味合いが少し異なる!?そうだ。



まあ、簡潔いえば!
秋になって美味しくなった秋あがりした旨酒を、貯蔵タンクから樽や瓶に移す作業、卸したのが冷やおろし。貯蔵タンクにある秋あがりした旨酒をそのまま「冷や」商品として発売したものというわけ。頭、こんがらないように♪♪♪
自分ももう一度、ちゃんと蔵元さんに聞かねば。
(何度か聞いているのに、お酒が抜けると忘れているあんぽんたん)

ちなみに「冷や」のままという事は、
出荷時の火入れは行なわない商品であるということさえ、頭にいれておけば、なんとかOK。
それにしても日本酒の酒用語は名前だけで「滓絡み」、「ひやおろし」「秋あがり」「雫とり」etc、イメージがわくものが多く、酒呑みとしてはそれだけでニンマリできる面白さがある。

今宵は白露の時期の重陽の節句。
お気に入りの旨し酒を片手に健康と長寿を祝う一杯といこうじゃないか。

 
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撮影協力:つちや

なんなんなん? 秋あがりと冷やおろしのちーがーいって?

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秋あがり。 ど〜してもあやふやになるので こういうときは 故郷、香川県の川鶴酒造さんに聞くべし!と図々しく聞いたgon麹。 「秋あがりと冷やおろしが鮮明にならんのやけど、なんなんなん?(何なのですか? 讃岐弁)」
「秋あがりとひやおろしの違い…要は、ひやおろしの規定外のものは全部当てはまる(笑)」 ふむふむ。 「簡単に言うと、ひやおろしは、火入れしたものをタンクで貯蔵して瓶詰めして出荷したもの。うちのは、瓶貯蔵したものなので秋あがり(笑)」 とのこと。 ( ̄▽ ̄)( ̄▽ ̄)( ̄▽ ̄) 「わかった!?!?」 ボーーー ( ̄△ ̄) gon麹、まだまだのようである。

式年遷宮(内宮)遷御の儀

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いよいよ本日、20時より伊勢神宮、内宮さんの62回式年遷宮の遷御の儀。

20年に一度の大祭。
正殿をはじめ、御垣根内の社をすべて立て替え、殿内の御装束や神宝も新調し、御神体を新宮へお遷しする、昔から続く日本の伝統神事である。



20年に一度のタイミングは様々な諸説がある。

まず20年というのは人生の一つの区切りという考え。
そして宮大工の技術を伝承するためにも合理的な年数といわれている。
掘立柱に萱の屋根という素木造りの神宮の社殿の尊厳さを保つためのギリギリの年月ともいわれることも。もちろん他にも色々あるようだ。

でも神宮の式年遷宮での建築物の朽損が理由というのはないだろう。
なぜなら、旧お社や鳥居、橋などに使われた檜は、他の神社へと渡され、再利用されているのだから。
しかもあの奈良の法隆寺は現存する世界最古の木造建築。
修理されながらも、当時の技術で今も立派に建立されており、建立時期は伊勢神宮より古い。

神宮の「唯一神明造」には、いつでも新しく永遠に変らぬ姿を求めるもの。
そのため20年ごとに造り替えることににより、その永遠を表したのだろう。
いわゆる伊勢神宮の「常若」の精神である。

すべて造り替えることにより、神自身の力も若返るのだ。

これって、人が永遠に憧れる不死の精神に通じるのではないだろうか。
だから、日本人なら誰もが「一生に一度はお伊勢さん」というように
憧れ、そして崇拝する地なのである。
はるか昔から何も変わらずに未来へと信仰が続いていくのだ。

ちなみに、世界中にも信仰の建造物は多々ある。
今も信仰されている場所もあれば、歴史の渦のなかに埋もれてしまい、
遺跡として目にするものもある。
伊勢神宮クラスの信仰の地で昔から毎日、なにかしらの祭祀が行われている場所は
ほとんどないだろう。
また、遷宮の20年ごとに生まれかわるという発想は日本古来のものである。
神宮が新しくなることで、天照大神のより新しい力が
日本国の基壇となり、人はもちろん、大地すべて若返るという精神は
永遠に続いていくのだ。
ここに生命の強さ、サイクルの強さとは何かということを知りえた日本人の民族性をみることができよう。



今回、伊勢の地には秋篠宮さまが皇族代表として参列される。
天皇陛下は皇居で神宮に向かって拝礼する「遙拝の儀」を同時刻に
神嘉殿の前庭で正装の天皇陛下が、閉じられた屏風の中で、お一人で儀式に臨まれる。

社殿とともに新調される御装束や神宝などには、
皇后さまが皇居でお育てになった繭の絹糸も使われているそうだ。

新正殿に納める武具や楽器といった「神宝」、正殿の壁に張り巡らす帳などの「装束」に、
遷御の儀式に使う品々も加え、合わせて計714種1576点が新調された。

2005年前からはじまった遷宮の儀式。
内宮、外宮の両正殿や14別宮の社殿、門、板垣のほか鳥居、宇治橋などを造り替えられた大行事の集大成の儀式の日が今日の20時にはじまるのである。

日本人として、やはり興奮と緊張、そして尊敬と畏怖なる気持ちでいっぱいになる。
今から20年前の遷宮の記憶は学生時代であった。
テレビ画面から流れる儀式のニュースをみて、日本の本来あるべき姿はここにあるんだと感じたことを覚えている。

そして今日もまた、儀式の映像をみることになる。
自分は何を感じるのだろう。

内宮の式年遷宮。
きちんと儀式が終わるまで、禁酒。
天照大神が新しいお社に移られた後、祝酒を一献である。



 
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式年遷宮28番目の神事。内宮「遷御の儀」無事完了

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「おめでとうございます」
本日、何度挨拶しただろう。
きっと多くの日本人が笑顔で挨拶したに違いない。


20年に1度社殿を建て替える伊勢神宮の式年遷宮のなか、
28番目の神事、「遷御の儀」が昨夜、内宮で行われた。



13時から一般人が内宮の神苑への入場が禁止され、
20時。天照大神が旧正殿から新正殿に移られる時刻になると
灯籠の明かりなどが全て落とされる。

天の岩戸の故事にならい、神職が鶏の鳴き声をまね
「カケコー」「カケコー」「カケコー」と3度唱える「鶏鳴三声」を合図に遷御儀式が始まった。

遷御の儀に使われる明かりは提灯と松明のみ。
そのため内宮は厳粛な雰囲気となる。
この光景は式年遷宮が始まってから変わりない光景。
古の先人も現代の人も同じ光景を目にしていることとなる。

勅使が「出御」を3度告げ、旧正殿が遷御の列が出発。
新正殿までの距離は400m。
この距離をゆっくり静かに松明と提灯の明かりが歩む。



御大祭神である天照大神は大宮司・少宮司らが「仮御樋代・仮御船代」に収められたご神体「八咫鏡」として運ばれた。
その「八咫鏡」はしっかりと絹の幕で覆われ、誰も目にすることはできない。
目にすることはできないが、絹の幕の中、すぐそこに天照大神がいらっしゃると存在を
誰もが本能という感覚で感じ取れたはずだろう。



20時からはじまった「遷御の儀」は1時間ほどで終了。
無事、内宮の遷宮は完了した。

そして本日、朝6時から、内宮、新正殿では祭祀がはじまる。
遷御の後の最初の行事、神様に食事を捧げる「大御饌」が行われたのだ。
365日、伊勢神宮は祭祀が毎日行われている。
日本神話の世界が生き続けている、まさに神の住まう地。
日本人が誇る、心の聖地であり、故郷なのである。



内宮の「遷御の儀」の次は外宮。それは5日の夜となる。

無事、天照さんのお引っ越しされたということで、やはりここはお祝い酒といかねば。



とりあえず、「おめでとうございます」という感謝の心と「常若」の心をもって。
日本人として新たなる生命を吹き込んでいただけたことに「乾杯」。


※内宮の「遷御の儀」の写真はテレビ放映の画面を撮影したものです。
実際の撮影は許可をいただいた人が決まった場所でしか撮影できません。


 
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純米酒フェスティバル2013秋

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純米酒。
簡単にいうと原料に米、米こうじ、水だけを使った清酒のことであり、純米と呼ぶことが多い。
純米酒が好きだという女性も増えてきた昨今、
6日日曜日、渋谷で「純米酒フェスティバル2013秋」が開催された。



純米酒普及推進委員会が全国の蔵に働きかけ、純米酒の美味さ、美味しさを多くの人に知ってもらおうという主旨のもと、2000年に第1回が開催され、今回で28回目だという。
会の回数もさりながら、集う蔵の数も半端がない。



会では全国から33蔵、185種類の純米酒が提供された。
各蔵自慢の純米酒、特別純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒が並ぶブース。
酒瓶が行儀よく並ぶ光景はまさに純米酒ギャラリー。
みているだけで目が♡になる。
会の時間は12時から。
着席スタイルなので、参加者は各々の座席でスタンバイである。
そして「開催いたします!」の言葉と同時に、それぞれが目指すブースへ!
運動会の徒競走のように走りだした。
開催宣言がら1分。兵庫県、本田商店の「龍力」の前に行列。のびてのびてなんと!会場の隅から隅への大行列。



同時刻に大行列ができたブースがもう一つ。福井県、加藤吉平商店の「梵」である。
酒飲みでつくった2列の大行列。さながら、2匹の酒龍のようだ。


そんな様子に爆笑しつつ、まずお邪魔したのは、酒ナフキンで何度もお邪魔している佐渡の北雪酒造。



純米大吟醸五百万石、佐渡産の酒造好適米を50%以下まで磨いた子である。
「お米だけで長期低温発酵させたもの」と教えてもらい、口に含むと
さらりとした飲み口の後に広がる豊かな香り。



純米吟醸五百万石、山田錦と続き、一番のお気に入りは純米酒。
ほろっとするような滑らかさにスッとのびる笹の葉のような旨味のライン。
清々しい酒だ。
佐渡の海のアテをつまみつつ、くぃっといけば……
想像だけで涎がこぼれる。



岐阜の津島屋の「津島屋 外伝 三十七才の春」。
これはまずラベルのネーミングに心惹かれた。
岐阜県産の契約栽培・低農薬の山田錦を原料にた数量限定の酒ということで、
現杜氏である、酒向博昭氏が自分自身を表現した渾身の酒。
そして年齢は三十八歳。
一昨年は「三十六才の春」、昨年は「三十八才の春」と酒の名前が変化する子。来年はもちろん三十九才の春となるのだ。
精米50%。上槽したそのままで、濾過・加水することなく瓶詰された純米大吟醸無濾過生原酒は香り高く、スマートな味わいの筒が体の奥から突き抜けていく。
まるで白ワインを飲んでいるような感覚だ。

様々なブースをのぞき、試飲させてもらいつつ、
ここはいっとく!と突き進んだのが福井の加藤吉平商店、「梵」。



「梵 超吟用 中取り 無濾過生原酒 斗びん囲い純米大吟醸」。
杯に注がれた瞬間、春の花畑にいるような甘い香りが漂い、この子、すごいかも!とドキドキする心をおちつかせるべく、一口飲むと!
完熟間近のフルーツがいくつも重なりあったような甘さとともにフレッシュな旨みが滝壺にながれていく滝の流れのようにやってくる。
甘みだけでなく、キレのある後口の爽快さは抜群で、上等な絹を触っているような、なんともいえぬ美しい味の道が1本、頭の先からつま先までのびていった。この世の美人といえぬ、天女のような存在というべきだろうか。



この子に行列をつくった酒呑みはこの天女に魅了されたのだ。
恐るべし、恐るべし!「梵」。


12時から14時30分という長丁場。
前半1時間は、酒呑み、皆、ブースに群がり、試飲続けるものの、
ひとり、またひとりとペースダウン。
そりゃそうだ(笑)。

もちろん自分もペースダウン。こういうときに活躍するのが、燗!の子である。
幾つかのブースには燗つけがあるのを初めに確認したので、
疲れてくると、燗のあるゾーンへ。
酒呑みが考えるのは同じようで、後半はほぼ、燗のあるブースに群がりだした参加者達。

皆さん、自分の体調、よくご存知である。



秋田の斎彌酒造店「隠し酒」の燗を狙う呑み助、勢揃い!
10年間、長期の安定した冷蔵管理された子。
ここですでにニンマリ1。
滑らかでコクがある熟成酒。枯淡な味わいにニンマリ2。
熟成好きとしてはたまりませんな。



まろやかな喉越し。これはチーズと食べたい。
バランスのよい落ち着いた味。これは焼き魚と食べたい。
どんどん食べたいものが浮かんでくる。
これぞ酒呑みの得意技♪

さて2時間半。どれくらい飲んだのだろう。
こちらの会は着席スタイルなのがありがたい。
疲れたら、自分の席で休むことができるし、落ち着いて食事もできる。
用意されていたお弁当は酒のアテになりそうな具ばかり。



しばし休憩&お弁当をつっついて、次はどこへいこうかと考えていると
同テーブルの人と情報交換タイムとなる。




「これ飲んだ?」「あそこどう?」「これ飲んでみて?」など一石三鳥だ。
これもひとつの酒縁。



会が終わるとき「どこかの居酒屋さんで会いたいですね」と握手。
会が始まったときは知らぬ仲、会が終わるときは酒友。



呑み助って愛すべき存在だ。

外にでると青空眩しい真っ昼間。
普段なら、人目を避けて!?歩く酔っぱらいも
会の酔い気分でぞろぞろ歩く呑み助の行列にまじってしまえば、恐いものなし。酒呑み、皆兄弟である。



 
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※会の詳しい情報はフルネットHPにてご確認ください。
http://www.fullnet.co.jp/00_junfes/2013aki/








お台場で焼酎談義!? いや、公開飲んだくれ(予想)

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懸念していたツインズの台風。
ひとつははるか太平洋のほうに進路を変え、
もうひとつは本土直撃はなくなったものの、太平洋上の島々の側を抜けていく予報。
その島々、昔からお邪魔していた場所なので、被害がないことを祈るばかりである。
その台風が過ぎ去った明日は、台風一過というべきか、見事な秋晴れ予報。
すっかり肌寒くなった。お天道様がでてくれるのはありがたい。

さて、突然であるが、明日お台場の東京カルチャーセンターで
プレジデント社の「dancyu」主催
「お台場 秋の利き芋焼酎祭り!~超美味レア芋焼酎12種利き呑み付!」が開催される。
http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_131002204389_1.htm



dancyuがおススメする芋焼酎12種が集い、利き酒できるのだ。
「佐藤 白」「吉兆宝山」「六代目百合」「夢鏡」「山美娘」「甑州」「海王」「一尚ブロンズ」「八千代伝 白」「天狗櫻」「「おまち櫻井」「松露うすにごり」などなど、焼酎ファン垂涎のものばかりは
焼酎好きはたまらないだろう。
今夏、dancyu焼酎特集号の『焼酎味わいタイプ別ブラインド試飲』を今回、リアル実体験できるのも見逃せない。

さあ、自分の味覚に自信のある方、なにはともあれおもしろそーと思われる方。
ぜひご参加あれ。
場所はお台場、東京カルチャーセンター
時間は開場が17:00 、スタートは17:30 〜 20:00 (予定)。

肌寒くなってきたときこそ!焼酎。 芋である。


追伸:gon麹、ゲストスピーカーとして参加いたします。借りてきた猫状態かもしれませんので、
あしからず、ご了承ください。

 
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焼酎イベントに参加!ドキドキどきんの迷スピーカーだった巻

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昨日、参加したカルカルのUストリーム。生ライブなどでることはないと思っていた人生。
いつもPCで見るほうだったのに、なんとゲスト(おこがましい)として参加してきた。
場所はお台場。
東京カルチャーセンター。
演目は!dancyu ファンクラブ主催「お台場 秋の利き芋焼酎祭り」である。


@dancyu FB写真より借用。

いざ、始まる!
客席にはdancyuファンの方がいっぱい。し、視線がひしひしと伝わってくる。
自分はただの呑み助。しかし!他はたのもしきパネラーの皆様が集う
籠屋の秋元慈一さんに夢酒みずきのWコンビ♪中川店長&徳ちゃん!



この強者が隣にいるので、ただの呑み助としては、安心だ。
もちろんdancyuの町田編集部長も健在♪

17時30分開演〜
自己紹介にはじまり、それぞれ芋焼酎のことを語るという流れだが、

いかんせん、超人見知り。なのに、出たがるこの矛盾!
某番組で検証してほしいが、それは今は禁句……。

今回のメインは12種類の芋焼酎をブラインドで利き芋焼酎である。
参加者はこれを楽しみにこられている人がほとんどだろう。



「ガチで利き芋焼酎でお願いします」と本番直前にきき、大汗。
あぁ、この鈍感な感性でどこまでできるんだ(涙)。
ただただ酔っぱらいでいる自分としては、とほほほほのドキドキだ。

しかもUストリームのチャンネルで生ライブ。
壇上以外は映っていないだろうと、安心して、
いつものごとく、試飲カップを咥えてふらふらしていた。
もちろん、ちゃあんとその姿、世間様に流れていたそうな。
※イベント終了後、知り合いからのメッセージに「咥えるなー」という内容がいっぱい
JJJ!JJJ!

さて、12種類中の見事に当てたのは……落第点ぎりぎりか!?
大好きなはず!の!あの銘柄とあの銘柄を見事に外したときは、ショックが大きい。
があんと、トンカチで頭を殴られた気分である。

芋焼酎好きとはいえ、味覚で飲んでないということか。
gon麹の名が泣くぞー!と某蔵の兄の叱咤が聞こえてきそうで、くわばらくわばら。

今回は美味しいロックの作り方を、夢酒みずき直伝を目の前で見る事もでき、
今までなんとなくやっていた7回転半を改めて、覚えなおすこともできたのは♪うん!得した気分だ。

なんだかんだ、ドキンちゃんで頭真っ白だったイベント。
皆様におんぶにだっこで助けられてなんとか、終了。

餅は餅屋、紙媒体が一番いいなあと思いつつ、
一晩寝て起きたときの反芻で、おもしろかったなあというのも事実。
また参加したいなー。でももうちょっとお話する勉強や、いやそれ以上に焼酎勉強せねば……ね!



貴重な体験、勉強できた1日に大感謝である。

それにしても客観的に見ていて、思う。

や、痩せよう……。


追伸:告知で柳田酒造さんの復活芋焼酎。35、6、年ぶりと話てしまったが、34年ぶりの大間違いでした。反省いたします。

 
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プレジデントムック「日本酒」&「焼酎」発売中

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10月31日にプレジデント社の『daucyu』より
プレジデントムックとして‘日本酒’と‘焼酎’の2冊が発売中である。



日本酒は今年2月のdancyu日本酒特集に
さらに過去記事もいろいろ再編集して追加し、
焼酎は今年の8月のdancyu焼酎特集に過去の記事&新しい記事を追加した完全保存版である。

読み応え十分。
dancyuイチ読者として♪これは必須買いとなった。
焼酎本のほうに、ブラインドティスティングの頁でちょっこし、今回も登場できた。
ヾ(=^▽^=)ノヾ(=^▽^=)ノヾ(=^▽^=)ノヾ(=^▽^=)ノヾ(=^▽^=)ノヾ(=^▽^=)ノ
やはり大好きな雑誌のお手伝いや登場できるのは、酒呑みとして……
もとい!物書きとして、フリーのライターとして嬉しいかぎり。

あまりに嬉しくて、町田編集部長にサインをお願いしてしまったgon麹。


@ニフティ大島氏撮影を借用(dancyu ファンクラブ主催「お台場 秋の利き芋焼酎祭り」の様子の一部)

「町田さんにとって焼酎とは!?」とサインお願いしたときに聞いてみると



「天国へ」という答え。う〜ん(* ̄∇ ̄*)(* ̄∇ ̄*)(* ̄∇ ̄*) 奥深い!
そんな町田編集部長もたくさん、掲載されているプレジデントムック焼酎本。
執筆でお酒が飲めないときは、エア飲酒のおかずとして、活躍酎である。

さて、もし自分が同じ質問されたら、どう答えるだろうか。


@ニフティ大島氏撮影を借用(dancyu ファンクラブ主催「お台場 秋の利き芋焼酎祭り」の様子の一部)

「……お腹も心も笑顔に優しくなれる世界」かな。
もちろん日本酒も同じくらい好きであるが、
やはり焼酎と日本酒、感じ方が少し違うというのも、今の自分の感覚である。


@ニフティ大島氏撮影を借用(dancyu ファンクラブ主催「お台場 秋の利き芋焼酎祭り」の様子の一部)

昨日、11月1日は焼酎の日。
霜月にはいり、とんと気温もさがり、肌寒くなってきた。
こうなると、一番に恋しくなるのは、焼酎の湯割り。
仕事の合間に一杯だけ、ちょっと湯割りをつくってみようか。
雑誌を読みながら、ちょっとほっこり癒されたい。
日本酒も読み応え十分!
きっとそれぞれのムックをみて、
お気に入りの頁を開きにやついている呑み助が大勢いるだろう。

 
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DATA)
書名:新しい日本酒の教科書/新しい焼酎の教科書 
定価:各980円
発行:プレジデント社
URL:http://www.president.co.jp/dan/





酒肴つきおせちで酔い新年を 

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立冬もすぎ、暦も季節もすっかり冬支度をはじめた。
つい最近まで、暑い暑いと汗を流していた記憶がするのは
気のせいか?
ほんと、月日が流れるのは早いものである。
TVのCMや番組もクリスマス関連のものも増えてきた。
JJJ!(古?) もう年末ですかい!
こうなると、内心焦るのが、お年玉いくらもらえるか……(なんでやねん!)
いや、新年は新年でもお・せ・ちである。



昔は各々の家庭、地方の味がおせちにはあった。
おばあちゃん、お母さん、おばさんなど、家族の女性総出で
年末にせっせと作っていた。
とにかく手間ひまかかっていたという記憶がある。
元旦には家族全員、広間に集まって、
「あけましておめでとうございます」と新年のご挨拶をしてから
目の前に並べられたおせち料理やお雑煮に箸をすすめた。
2日目は元旦のおせち料理の残りとやはりお雑煮がでてくる。
好評だったおせちの具はすでになく、ところどころ穴が目立つ。
3日目も残ったおせち料理。さすがに量や種類はかなり減ったが、
胃袋も気持ちもおせち料理には飽きていた。



そんな記憶が強いおせち料理。
さて、歳を重ねた自分が作れるのか?というと×印。
まともに一品作れない。(恥ずかしい)
そんなとき、ふと目がいくのがおせち料理のお取り寄せである。
雑誌やテレビ、デパートで色々なおせち料理が紹介されるが、
ここ数年、気になっているのがdancyuのおせち。
言わずもがな、グルメ雑誌の王道をいくdancyu。そんな雑誌が紹介するおせちってどんな味!!?と食いしん坊としては気になるのはあたりまえ。


そんな声が聞こえたのか、この木曜日、dancyuが今年発売するおせち料理の試食会のお誘いがあった。
その名も【dancyu酒肴おせち試食会】。(応募数200名を超えたこの試食会に参加できたことじたい、奇跡である。食い気に勝るものはなし♪)

見事に彩られたおせちメニューの品々。そしてなにより目が釘付けになるのが
酒肴がつめこまれた段である。



酒肴段に詰め込まれたのは
山形牛コンビーフ、鯛味噌、生からすみ、うなぎ佃煮、芝えび塩辛、雲丹醤油漬け、フォアグラ入りパテ・グルマン、甘海老麹漬、小海老佃煮、海老アワビ塩辛、いか沖漬けの11品。
三段重、二段重と詰め込まれる内容は若干異なるが、これ、どうみてもどの具材も酒、酒がすすむじゃないか!!!




今回はその酒肴段の試食ができる。
山形牛コンビーフ。実はコンビーフというものは苦手だったのだが、このコーンビーフは違う。旨味を十分に感じのに、脂っこさがなく、さっぱりとした野菜のおひたしのような食感。
生からすみになるとからすみ自体、滅多に食べないのにここに‘生’ときたら、
動いていた口が一瞬とまる。
しっとり感が色っぽすぎる。
甘海老麹漬に芝えび塩辛はもう酒のパートナーとしては申し分なし。
麹漬されたことでさらにまろやかで優しい味わいのなかに、しっかりとした海老のコクがつつみこまれている。
鯛味噌も味噌といいながらもやわらかい上品な味わい。
この味噌を舐めながら、焼酎の湯わり飲みたいなああと想像してしまった。

とにかく、どの酒肴も文句なし、文句なんぞいえぬ品なのだ。
この精鋭部隊を編纂するまでに、いったいどのくらいの品を厳選したのか、
dancyu編集部長の町田さんにお聞きすると、この数の3倍だとか。
日本全国、各地が誇る美味の中から、本物のグルメ通にえらばれし、この11品はまさにdancyuおせちの主軸となり得るだろう。

dancyu酒肴おせち、三段重は41品はいって33,070円。
二段重は31品はいって23,620円。

も〜いくつ寝るとお正月〜♪
酒呑みとしては、この酒肴段があれば、
こころおきなく新年のさんがにちをのんびりおいしく過ごせそうである。

【dancyu酒肴おせち試食会】の詳しい内容はCM2の……もとい!
今月のdancyu号に掲載中。

 
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※【dancyu酒肴おせち試食会】場所は代官山『ターブル・オギノ』で開催。 http://2nd-dining.com/

飲めてよかった〜子(^○^)

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而今の愛山。 ネット上や友人のあちらこちらから、飲んだ! というツイをみる度に、 飲みたーいとウズウズしていた。そんな思いは必ず叶うのが酒呑みの宿命(^○^)。 今月頭、ゴン麹を待っててくれた愛山ちゃん!
鼻を近づけると立ち昇る香りがはふっくらとした優しい風のよう。  ひと口目はその風に旨味の旗が長くはためきだす。 そしてつややかに滑らかに喉奥へと走りだすという名ドライバー。 口のなかでいっとき含んだままにすると、酒、一滴一滴から愛山の粒が膨らみだしては、さらさらさらっと四方八方に広がっていく。 旨味と甘みのハーモニーは上下と波のように押しては返し、いつまでも様々な表情をみせてくれる。 含み香も芳い。 酸味は少量であるものの余韻として、口の中にスッキリ感を与えて、引き締めてくれた。 う〜ん。(⌒▽⌒) さすが而今。 さすが愛山。 これは飲めるご縁があってうれしかった子である。

性別は呑み助です! 〜FOR MEN〜マガジンハウス

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昨年からか?いやもう少し前か?
雑誌やテレビ、様々な媒体で‘日本酒’を紹介している記事をよく目にすることになった。
それだけ注目されているということなのか、はたまた記事などをみて注目されはじめたというべきか。
卵が先か鶏が先かの話になりそうなので、そんなことはどうでもいい。
とにかく日本酒が注目されているのは確かである。
都内でも日本酒を取り扱う店舗が増え、窓際や外に日本酒の一升瓶がずらりと並んでいる光景を見かける。もちろん、中身がはいっているものを置いている〜なあんてことはないだろう(笑)。
そんな店舗ができたのを知っては、
呑み助を誘って出かけたり、一人でふらりと立ち寄ったりする。

さてそんな行動に拍車をかけてくれる雑誌が今、コンビニや本屋で発売中だ。



マガジンハウスの『Hanako』の別冊、『FOR MEN』だ。確か1年前も日本酒特集をしていた記憶がある。前回とどう変わったのかなあと思いつつ、ぱらぱらめくると、見知った顔がちらほら。
こうなると、もう心は購入決定だ。
タイトルは『モテる日本酒。』 日本酒を飲むとモテるのか!?と思いそうだが、
どっこい、酒呑みが好きで好きでしかたない、モテモテの日本酒をいくつか紹介している。
日本人が日本酒好きというのは理解できるが、もはや日本酒は日本だけのものではなく
世界中から愛されはじめた、注目をあびはじめた存在となった。
この勢いはワインという飲物が世界中に広まった流れに通じるものではないだろうか。
さて『FOR MEN』。



今回、呑むなら知るべし。というコーナーで太田和彦さんのエッセイを何度も読み返している。
ふふふと笑ったり、ふむふむとうなづいたり。
さすが、酒呑みという生物をよく知ってらっしゃるー、呑み助大先輩だ。

本文のなかにこういう一説がある。
居酒屋にも格があり、流儀のしっかりした居酒屋がある。

そう、居酒屋には格がある。
ただ騒いで呑んで、写メとってーというのがどこでも許されるものではない。

この格が難しい、怖いという人がいる。
難しいのは当然だ。怖いというのも当然である。

だって、そこは他人様の家なのだから。
店の扉は玄関。そこの女将や亭主はそこの主。
ルールがあるのである。

怖いとか、難しいとわかっているだけ、まだいいほうだ。
それさえ感じず、周りは関係なく、ただ自己中に動くという人も少なからずいる。
それはある意味、失礼であり、ちょっと前の略語でいえば、KY、空気が読めないということ。

もちろん居酒屋は美味しく過ごすところである。
全てルールや格ということでギスギスと神経を張りつめなくていい。
そんなことしたら、せっかくの食事も酒も美味しくなくなる。

え? さっきといっていることと矛盾しているんじゃないって?
いやいや、矛盾じゃない。
楽しむためにルールがあり、格があるのだ。

太田和彦さんが格のある居酒屋での過ごし方のコツを紹介してくれている。
詳しくはここで記載しないので、ぜひとも『FOR MEN』を手にとってご覧いただきたい。

それはなるほどと誰もが思うことだろうし、昔、両親や大人に礼儀を学んだことと通じるものでもあるから。

そしてこのエッセイのなかで一番共感を得たのは、外飲みをする理由である。
〜酒が好きなだけなら、自分で買って家で飲んでいればいい。わざわざ居酒屋に行くのは〜
この部分は思わず「そのとおり!」と声をだしてしまった。

まっこと、呑み助というのは正直で天の邪鬼な生き物。
太田和彦さんもしかり、gon麹もしかり。周りの呑み助もまたしかりである。



マガジンハウスより発売中の『FOR MEN』。600円で、太田和彦さんのエッセイも含め、特集された全ての頁。酒呑みはもちろん、酒呑みでなくても楽しめる内容ばかりなので、ぜひ。
寒くなった季節、湯気のあがるお供に酔い一冊だ。


 
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bacchante vol.3 発売!

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早いもので、もう12月5日。
今年も1ヶ月をきった。3度目の冬将軍も大陸からやってくるようで、
寒さが苦手なgon麹。ちと身構えている次第である。




さて、本日、双葉社より『bacchante』vol.3(http://bacchante.jp)が発売された。

早いもので、3号目。今回は「ひとり飲みにやさしいお店」がテーマである。
編集スタッフがこれでもか!と飲み歩いてみつけたお店や情報を
ギュっ!と盛り込んだ1冊。
今回もgon麹、参加させていただいた。

ひとり飲みがテーマでこれほど情報が集まるのかと、自分でもびっくり。
様々な切り口での紹介は携わった者としてはもちろん、
いち読者として楽しんでいる。

今回は素敵な女将やマダムがいるお店の特集「I ♡Maman」、「おひとりさま達人が語る」、「こだわりの和酒の店」(焼酎)を担当させていただいた。
どのお店も日頃から色々とお世話になっている場所や恩人ばかり。

またお礼行脚という名のスナフキンをせねば〜なりませぬなああ。(。-∀-) ニヒ

詳しくはぜひとも、書店、コンビニで『baccante』vol.3でご覧あれ。
見当たらない場合は、Amazonでの購入も可能。

http://www.amazon.co.jp/bacchante-vol-3-双葉社スーパームック-フードスタジアム/dp/457545415X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1385957044&sr=8-1&keywords=bacchante

「おひとりさま達人が語る」では古典酒場の倉嶋編集長、おひとりさまの第一人者の葉石かおりさんにご登場いただいております♪



※お詫び
「I ♡Maman」で紹介しておりますRistorante tono;4122 さんの電話番号が間違えております。
正確な番号は03-3822-4124。ご購入いただきました皆様、間違えなきように、お電話くださいませ。
本当に失礼いたしました。


 
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大ずぼらの心を掴んだ!?シードルの料理

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あったかシチューであったまろ♪ というCMが昔あったような記憶があるが、
寒いときはシチューは恋しくなるメニューの1つだ。

今月発売の『dancyu』(プレジデント社発行)はシチュー、煮込み特集。
ビーフシチューにグラタンスープ、ポトフや煮込みなど、
冷えた体も心もあっためてくれるものを特集している。



猛夏だった反動か、極寒といわれている今冬。
暑いのもダメだったが、寒いのもダメだ。
瀬戸内生まれ、育ちのgon麹。寒すぎるのは体全体の細胞が拒否というレッドカードを挙手しはじめる。
そんな細胞達をだませるのが、湯気がたちのぼり、グツグツと美味しそうな音を奏でる鍋の中。
とろ〜りとしたシチューやとろとろの煮込みなどは最高の一品だ。

これでもか!というシチューや煮込み、37品が集った『dancyu』1月号。
お腹すいたときに開くのは拷問である。

『dancyu』は自分にとって食いしん坊中枢神経を刺激する雑誌であるが、
ずぼらな自分でも料理できる!?(かもしれない)ように作り方の頁も掲載している。
ずぼらと一言でいっても、じ、自分の場合は本当にずーぼぉおおおーらーーーレベル。
まともな料理なんて作ったこと、あるんだろうか?(ひや汗)。
まあ、食いしん坊は人様に負けぬ自身はあるのだが。



そんなずぼらー食いしん坊が今回、お!これは面白そう、美味しそう!と注目したのが
P61のアンディーブのシードル蒸し煮。なんともお洒落なネーミング。
で、できる人の料理みたいじゃないかーとほくそ笑む。
が、まずアンディーブってなんなんだ? とそこからのレベルである。

アンディーブとはベルギーチコリの別称。
ベルギーチコリってなんやねん!という、またまたそのレベルになるのだが、
なんとなくチコリはわかる。
とはいえ、そんなお洒落!な野菜はうちの野菜室にあるわけもない。
ち、チコリって葉っぱだよなああ。
なら、白菜やネギでもいいんじゃないか!? とズボラはそう考えてしまう。

味付けというべきか、煮込みに使う材料にシードルというのが
呑み助の心をグっとつかんだ。

シードルは^^ よく知っている。
飲みやすいので、ついクピクピいくけれど、時々、あ、やってもたーという感じで
ふわふわの気持ちになる呑み物だ。

今年のクリスマスの料理のひとつとして、
このアンディーブのシードル煮、チャレンジしてみようか。
アンディーブが白菜か、ネギ、もしかしたら他の野菜に変わっているのかもしれないけれど。

寒いのは本当に苦手だが、クリスマスはクリスマス。
世の中が華やかにきらびやかに光っている1日。

うちのテーブルの上にも、ちょっとこじゃれた料理を並べてみようかと
思わせてくれた今月の『dancyu』であった。

 
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ロシア皇帝は甘党!? 甘酸っぱさと香りに酔って安眠を

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「すっきりして二日酔いがないよ」といわれて薦められたのがニコラシカ。
ロシアの名前だから、ロシアの飲み方なのかと思いきや、
生まれはドイツ、ハンブルク。
名前には諸説あるみたいだが、ニコラスカ、ニコラスカー、ニコラスキなどのロシア風の名前が混在しているように、有力説は、ロシアの皇帝ニコライⅡ世が好んだからだといわれている。



ニコラシカ。
リキュールグラスやショットグラスにブランデーを注ぎ、
そのグラスの口に蓋をするようにスライスしたレモンを置く。
そしてそのレモンの上に砂糖を盛るという、見た目びっくりのスタイル。

こんもりと盛られた砂糖をみて、ギョギョ!と躊躇するが、
レモンの酸味とブランデーのしっとりとした香りが砂糖の甘さと綺麗にブレンドされ、
想像していたよりは甘くはない。

とはいえ、40度のブランデー。酔わないはずもないし、砂糖の量を考えると
おかわりを薦められても躊躇する。
かなりある度数のおかげで1杯飲むと、胃袋の中からぽっかぽか。
ほどよい酸味と甘さが喉によさそうに感じる。
乾燥がひどい冬の夜、健康のための1杯に。

ブランデー。
洋酒はあまりご縁がないが、こういう飲み方なら知識なくても楽しめそうだ。

といいつつ、
奄美大島の黒糖焼酎にスライスしたタンカンをのっけて!?島の黒砂糖をのせるっというのもおいしそう〜♩
と、つい考えてしまうのは
身体に蓄積した酒記憶のなせる業なのかもしれない。


 
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謹賀新年 ウマきものを求めて駆けていく

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謹賀新年
あけましておめでとうございます。

昨年はゴン麹酔いどれ散歩千鳥足にお足をお運びいただきましてまことにありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
おもしろきモノを探し、彼方此方放浪いたします。



やはり年明けの一杯は
土地の酒。ということで、金比羅山のお膝元の西野金陵。
さぬきよいまいという讃岐生まれの酒米を全てにつかって醸した子です。
陶然となるような香りがまず鼻をくすぐり
豊かな旨味と酸味のバランス良く、しっかりふくらみがあります。
それでありながら飲み口はキレのある、表現を代えると稲穂の苦みという世界がスッと舌の上に線をひく。それが幾度もつい杯を重ねたくなります。



おせち料理は今回はいただきもの。
素敵な食材がぎっしりつまったお正月。
食い道楽を応援してくれるようでうれしいですね。
金柑の甘煮をまずいただきました。
煮るとき焼酎を使うと長期保存しても腐らないとか。
うちにも金柑がなっているので、つくってみましょうか。
金柑はビタミンC等が多く含まれているので、風邪予防にもいいですね。



そして我が故郷のお正月といえば、白みそあんころ餅。
今年は紅白もあんころ餅入り。v(゚▽゚)vv(゚▽゚)v
愛でたいめでたい!
このお雑煮を食べなくては一年が始まりません。
これは香川人の讃岐っ子の魂のソウルフード。



元旦の乾杯酒には山口、岩国の酒井酒造(http://shop.gokyo-sake.co.jp)のねねゴールド。通称Gねね。ヽ(^▽^)人(^▽^)人(^▽^)ノ
瓶内発酵による自然な炭酸ガスを封じ込めており、
炭酸の優しい発泡感が舌の上や口のなかではじけて心地いい。
ほのかな甘みがありつつ、爽やかさな口当たり。
涼やかさを感じつつ、グラスのなかで舞う純金箔が華やかで
新年のお祝いに相応しい1本かと。アルコール度数は5%。
※すでに販売終了。百貨店で見かけた本数のみ。年に一度の発売。


平成26年。
午年はウマきものに出会いに、駆けてまいります。
では皆様、酔い三ヶ日を。

ゴン麹


「レカンと同い年」

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銀座には食いしん坊なら誰もが知っているフランス料理店がある。

銀座レカン。
正統なフレンチを楽しめる場所だ。

アールヌーヴォ調の店内はどの席でもゆったりと
贅沢な時間を過ごせる。

まさに最高の晩餐。
シェフが作り出してくれる料理はどれも確かな技術と豊かで自由な感性が盛り込まれた
オリジナリティあふれるものばかりである。

そんなレカンへ久しぶりにお邪魔することができた。



クラテッロの生ハムを目の前で切り出し
アミューズブーシュの一皿に添えてくれる。

生ハムに目がない自分だが、この生ハムだけは言葉もでない。
旨味が凝縮しているので、飲み込むのがもったいなく感じるほど。




いきなり缶詰がでてくるので、
不思議に思い蓋をあけると
なんとびっしりと光り輝くキャビアの粒が。

映画のワンシーンのような光景にしばし動きが止まる。
スプーンで掬うとキャビアの下には鮮やかな色の蟹の身がぎっしり。
ぷっくりしたタラバ蟹の身にキャビアを纏わせ、贅沢にパクリといただいた。

このような贅沢、夢ではないだろうかと何度もふくらはぎをつねってみる。
痛くない…… 
でも確実に口のなかに、やわらかでクリーミーな食感と蟹とキャビアの塩甘みの余韻が
いつまでも軽やかに響いていた。



「お好きな種類をお選びください」と幾種類ものパンの籠をだされる。
どれも美味しそうだが、そのなかでも身体にいいものを選ぶのは歳のせいか。
パンは自由にいくつもいただけるのだが
このあと続く料理がそんな気持ちすら忘れさせてくれた。



さて、今回ご用意していただいた飲物はワインを中心に16種類。
飲み比べというありがたいサービスである。
ワインはかなり疎い自分でも、ひとつひとつ味わいの世界の多様に、
感動のため息。
そして、各々の料理に合う、ベストなワインを選んでいただいたソムリエの確かさに
安心して酔えた。



‘オマール海老とビーツのコラボレーションとラビオリ仕立て’



スープも濃厚な海老の旨味がしっかり。
食堂から胃袋がしっとりとつややかになるような滑らかさである。



‘リ・ド・ヴォーとセップ茸のフリカッセ’

フリカッセとはフランスの家庭料理。
バターなどの油で玉ねぎをしんなりするまで炒め、さらに鶏肉や魚介類を加え絡めて炒める。
そこにワインやブイヨン、ローリエを入れ、煮立ったら生クリームを加えて作る料理だ。
西洋風雑煮とも呼ばれるそうで、日本の雑煮文化と比べてみるのもおもしろい。



とにかくどの料理も、一枚の絵画をみているような美しさ。
ソースの模様や盛りつけ。
食べながら芸術鑑賞しているようである。



‘平目のクネルと黒トリュフのコンポジション’




‘黒毛和牛ロース肉のロースト ソースフルムダンベール’

途中からどれがメインなのかわからなくなるくらい
どの料理もすばらしい品格のあるものばかり。

フォークとナイフのマナーがおぼつかないので
ヒヤヒヤしつつも、美しい料理を目の前にし
口にした途端、そんな不安はどこ吹く風。
どの席もみんな笑顔である。



‘ホワイトチョコレートとプラリネのハーモニー’

デザートも上質で品高き味わい。

どこまでも飽きさせない、大満足が永遠に続きそうな世界、それが銀座レカン。

1974年創業。
奇しくも同じ年月を重ねているレカン。
自分は銀座レカンのようになれるのか……
そんなことを思いつつ、レカンマジックはまだまだ続く。

 
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撮影協力:銀座レカン

銀座レカン URL: http://www.lecringinza.co.jp/lecrin/




赤いダイヤをもつせいこちゃん

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せいこちゃーんと黄色い声があがるのは
永遠のアイドル、松田聖子さん!であるが、
今回は別のせいこちゃん。



せいこちゃんことせいこ蟹は日本海、冬の味覚の王者「越前蟹」の雌。
福井県ではせこ蟹、せいこ蟹と呼ばれている。
11月に解禁となる越前かには港は活気づき、ニュースでもよくとりあげられる、
日本の冬の名物光景だ。
せいこ蟹は25cm前後で、「越前蟹」に比べると小さめ
どちらかというと身の大きい雄を求めがちだが、
このせいこ蟹、ミソと卵が絶品!

腹に抱いている受精卵は舌の上ですぅーっととろける。
卵巣はあまりのうまさに、赤いダイヤとも呼ばれているそうだ。

せいこ蟹は、翌年の1月10日前後に産卵を始める。
そう、ちょうど今からが産卵期に入る。
そのらめ漁獲は11月の解禁から大晦日の約2カ月間だけ。
希少な自然がもたらす限定の味なのだ。

はちきれないばかりのたくさんの卵を抱えているせいこ蟹。
でもやっぱり呑み助として狙うのは!
甲羅のなかのまったりしたミソだ。



そのまま食べるのはもちろん美味しい。
でも少し残し、ここにちょっと燗つけた日本酒をそそぐ。

そう。甲羅酒である。

日本酒にミソのまったりとした濃密な味がとけこんで、
これはもう脳天直撃。海が育んでくれたうまきものだ。




身は小さくとも甘さは倍々。
甲羅に潜む濃厚なミソ。
蟹の季節、せいこ蟹のせいこちゃんはやっぱり呑み助食いしん坊のアイドルである。


 
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※越前蟹は漁獲されると海水入りの水槽に入れられるそうで、珍しく生きたままの状態で港に戻るそうです。そして皇室に献上される蟹。やはりありがたき日本の誇れる食材です。






容器革命で提供の形も様々。 自分はやっぱり(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

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ホッピー。

カロリーや健康を気にしているとき、必ずオーダーする
弱気な自分をよく知っている相棒だ。

ホッピーを知らない呑み助はもういないだろう。
ホッピービバレッジ株式会社が1948 年に発売した麦酒様清涼飲料水だ。
分かりやすくいえば、ビールテイストの炭酸飲料飲料。

ホッピー用語で「ナカ」「ソト」があるが

「ソト」がホッピーのことをさす。

ホッピーはアルコールは0%と思っている人が多いと思うが、実は0.8%ある。
アルコール度数1 %未満ということで清涼飲料水扱いではあるが、
ちゃんとアルコール度数はあるので、車の運転はもちろんNG。
妊婦さんや授乳中のお母さんも飲まないほうがいいかもしれない。(個人の自由です)

このホッピーに焼酎を注ぎ、割ったものも、呑み助達はホッピーと呼ぶ。

居酒屋で「ホッピーひとつ!」と注文すると
ホッピーと焼酎のセットででてくる。


さて今回はその焼酎(正確には入れ物!?)である




いろんな居酒屋でホッピーを飲む。
この焼酎、各居酒屋で様々な種類があるが
一番有名で、人気があるのは宮崎本店さんのキンミヤだろう。

そのキンミヤをパウチに入っているのがシャリキン。
この夏も大活躍した子だ。
アルコール業界のパウチの容器革命を知ったときはちょっと驚いた。
はじめは抵抗もあったが、今は慣れてしまった。
人の感覚とはそんなものなのだろう。

さて、このキンミヤ、シャリキンと呼ばれるとおり、
このキンミヤは凍らすために考えられたもの。
凍らしたキンミヤをパウチの上から揉めば、少し溶け、シャーベット状に。
そこにホッピーを注げば シャリッとした喉越しを楽しめる。

このシャリキン。
夏だけのものかと思っていたら、なんとこの冬でも販売していた。

サイズが90mlであるから、
ちょっと晩酌にちょうどいいサイズだ。

さらに本来のキンミヤよりも5%低く、
20度というのも健康志向の心!?をくすぐる。

パウチの使いきりスタイル。

このサイズにこのパウチスタイル。
これからどんどん増えていくのだろうか。

パウチの便利性もいい。
でもやっぱり自分は瓶がいいなあ。樽も好き。


そしてやっぱり♩
一升瓶が一番、しっくりする。



 
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辛党?甘党? 食いしん坊ですけん、両党♩

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「お酒好きです」というと、辛党といわれ、
「和菓子大好きです」というと、甘党かといわれる。
なので、両党の食いしん坊ですと答える。

酒呑み=辛党という考えはもう古い!? とはいわないけれど、
周りの酒友。甘いもん好きな人も少なくない。

ケーキやチョコレートなどと一緒に飲むときもあれば、
どら焼きやポテトチップスと一緒のときもある。
※カロリー計算というこ、怖い数値は、そのときは頭のなかにはあらへん、ヽ`アセ(;~▼~;)アセ、ヽ`



チョコレートとワインの組み合わせはもう常識だ。
わざわざチョコレートとご一緒にと書かれている子もある。

さらにポテトチップスはお菓子といえど、しょっぱいので、
どちらかというと辛党!?の世界の部類にはいるので、
日本酒や焼酎との相性もいい。
外飲みでいい気分のとき、コンビニという魅惑スポットに吸い込まれてしまうと(酔っぱらい生態行動)、白いビニール袋のなかにポテトチップスが鎮座してる。
本能がチョイスするものは、間違いなくお酒と合うもの。



だからポテトチップスは間違いなく、お酒との相性はいいはずだ。

甘いといえば、果物も甘い。



フルーツポンチや果実オンリーのデザートなど
スパークリングワインやシードルと合わせることもある。

そうそう!干し柿をかじりながら、日本酒というのもいい。
干し柿の甘さは砂糖の1.5倍ともいわれ、かなり甘い。
あのプニプニした弾力ある果肉を
歯でチミチミと齧りつつ、おちょこをクピ♩

正しいおやつの過ごし方だ。



シードルをのみながら、マシュマロをつまむのもいい。
しゅわんとしたあの食感のなかに染み入るシードルの爽やかさは
つい、クセになる。

そうそう、餡パンやジャムパンもいい。
お正月のあんこ餅や栗きんとんを食べながら、日本酒を飲んだ人も多いのでは?

ちなみに芋けんぴなどサツマイモ系の菓子は間違いなく芋焼酎はがっちり握手できるテッパンである。

周りにはいろんなジャンルのお酒があり、甘いものも様々な種類がそろう現代。
こんな環境にいられるなんて、なんとありがたきことだろう。

甘党だから、辛党だからというのはもう古い!?
せっかくだから、両党の旨さも楽しむのが
人生も徳かもね。

今日は散歩がてら、たい焼き屋さんいってこよう。
お茶時間まで、あと3時間。

(酒類も菓子類も嗜好品。体質やそれぞれの好みもあるものです。ここであげたものが全て万人ウケするということではありません)

 
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※銀座レカンのデザートボックス。菓子類がまさに宝石。美しく圧巻で感嘆の声が出る。


撮影協力:銀座レカン

北千住はいとをかし

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北千住駅の東口。
メトロを使うと地上にでて移動せねば東口に抜けられないという立地構造を知ったのは去年。
23区内でありながら、北千住ゾーンをまだなんにも知らない自分である。

さて、その北千住に新年会のお呼ばれがあった。

場所は「明日香 北千住店」。
北千住店とついているくらいだから、都内あちこちにあるのだろうと想像しつつ店舗に向かうと、
その店構えに驚いた。
まるで京都や伊勢のような門前町の風情ある佇まい。
喧噪な町のなかにあって
そこだけまるで見えないベールに包まれたように
非日常的上質な時間の流れ。



正式店舗名は「味問屋 明日香北千住本店」だ。

引き戸をあけると、香のよき匂いが出迎えてくれる。
靴を脱ぎ、階段をあがり二階へ。
さらに上にも続いているので三階もあるようだ。
二階はそれぞれ定員がそれぞれ異なる個室がいくつか。

全員が揃うまで、お茶を一服。

「先になにか飲まれますか?」と、矢継ぎ早に聞かれない、
落ち着いたサービスに
ここは料亭か!?と思わずかしこまりそうになる。



新年のご挨拶は平孝酒造の日高見の超辛口。
超辛口とありながら、米の旨味もしっかりとでており、
そのコクが舌の上でたゆむことなく静かに身体のなかを浸透しはじめる。



お正月ということだろう。
出てくる器がなんともめでたい形のものが多く、先付の器は鏡餅。



梅の形にカットされた紅白のなますや葛に包まれた黒豆など
おせち料理の雰囲気を楽しめる。



白みその碗はお雑煮を思わせる。
柔らかい白みその味は西日本の人間にはありがたき世界。
外の寒さで固まった心がじんわりとゆるみだす。



造りと一緒にでてくるのは
自家製の湯葉。
1mほどある長い皿の上には雪に見立てた氷を敷き、その上に丸い小箱。
まるで宝箱のような小箱の中に、濃厚でクリーミィーな湯葉が丁寧にたたまれていた。



造りの皿は鶴。
なんとも嬉しや。うちの家紋とそっくりである。
偶然ではあるが、縁起よきことにて、
「すごい!」とついつい声をあげてしまった。



午の絵馬の上にのせられた、鰆の押し寿司とゆずのシャーベット。
胃袋がぐるぐると鳴りだした。
ほどよい酸味の酢飯は、胃袋を軽く刺激したのだろう。
次の膳が待ち遠しくなる。



寒いときはやはり寒い地方の子を飲もう! ということで
北海道の国稀酒造の本醸造。
酒米を65%まで磨いた子は端麗な喉越し。
されどグッと太さを感じる甘さは口のなかで噛みしめていくと
口から鼻先へ抜けていくのがよくわかる。



凌ぎにでてきたのは
これまたありがたい茶碗蒸し。
上品な卵に蟹の身をちらばめており、めでたい色彩に
これまたうっとり。



焼きの一皿にしても
そのまま食べるだけでなく、金柑をのせて口にほおばれば、
甘酸っぱい柑橘の爽やかさが頬を上気させ、口角をあげてくれる。



おすましの二の碗には大根と筍につくね。
上品の味わいのつくねのコリコリとした食感。
つくねは千差万別。
店、いや作り手によって味も食感も異なるので、
つくねはワクワクする。

出てくるどの料理に、新年会は笑顔で大盛りあがり。
今年もよきことありそうだ。

北千住、東口にあるこちらの時間はいとをかし。


 
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DATA)
店名 :味問屋 明日香北千住本店
住所 :足立区千住旭町27-1
電話 :03-3888-4520
営    :11:00~15:00、17:00~23:00(L.O 22:00)
休    : 年末年始
URL : http://www.asuka-honten.com/index.html
備考:1階はカウンター。コースは5000円(税別)〜。アラカルト注文もできる。

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