冬になると生き物は寒さ対策として
体に脂肪をつける。
まあ、人は一年中、脂肪をつけているが……。
冬が旬の魚は本当にうまい!
今でも一番記憶にしっかりと刻まれているのが、新潟の佐渡で食べた寒ブリだ。
あの味は生涯忘れることはできぬ。
さて美味しい記憶のなかにやはり冬の味として出てくるのがクエである。
クエはスズキ目のハタ科に属する大型魚で、高級魚として扱われる。
グロテスクな見た目でありながら
味は天下一番といえるほど
旨みたっぷり。
ぷりんとした身を噛むと
じゅわんと広がる甘み。
冬に備えた脂も上品かつ、次なる身を食えと♩誘ってくれる。
クエは刺身もいいが、焼きに煮付け
そして鍋は最高だ。
今回は頭があるとのことで
頭焼きに。
やはりグロテスクな表情に一瞬ビビりつつも
骨以外は皆ペロリ。
目の玉裏のトロリとしたゼラチン部分は
まさに珍味のほかあるまいて。
暦のうえでは立春すぎたが
まだまだ冬まっさかり。
脂ののった魚が美味しい時期は
まさに今!
食べなきゃ損損、食いしん坊である。
クエを食え〜♩クエを食え〜♩
※企画の庭「居酒屋で旬を食べる」でクエを紹介。
http://www.soratobuniwa.com/epicure/syun/syun-index04.shtml
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