人伝で聞いた知り合いの突然の訃報。
知り合いといえるような親密さはなかったが、今夏の終わりにお会いしたとき、彼からが面白いお話しを色々お聞きし、楽しんだ記憶がまだ鮮明である。
また次回♩と約束したのに……無念でしかない。
ほぼ同じ年齢なだけに他人事とも思えず、
世の中の非情さ、そして人は誰もが天命には逆らえないのだと本当に感じた。
彼には小さなお子さんもいるという。
お子さんは父親のことをどれほど記憶できているのだろう。
自分の父親もある日突然旅立った。
あっという間の出来事で
いまだに父を考えると、思考が止まり
ついつい探してしまうこともある。
お子さんのことやご家族、なにより彼自身が
無念であり、きちんと整理できないことだろう。
彼が美味しいんですよと勧めてくれた蔵の味。
その旨さをかみしめて
彼の笑顔と明るい声を思いだそう。
静かに故人を偲びたい。
↑新しく登録中です。こちらもぽちっとよろしくお願いします。by gon麹