四谷3丁目。数多くある飲食店があるゾーンに
鎮守の森という場所がある。
神社に付随して参道や拝所を囲むように設定・維持されている森林という意味であるが、
ここに並ぶは日本酒、そして焼酎のボトル達。
かつてここは別の名前の日本酒専門店であった。
呑み助からは聖地と呼ばれ、数多くの日本酒ファンが足繁く通っていた。
そんな人気絶好長のある日、
「日本酒だけが日本の酒じゃない。焼酎も日本の酒。
そうだ!国酒を応援する空間を作りたい!」と、店主はふと思ったとか思わなかったとか……。
日本酒人気はまだまだ強く、焼酎をオーダーする人はまだ少ないものの、
店主の熱い思いはじっくりと多くの人に影響を与え続け、
焼酎好きが焼酎を求めて通うようになっている。
焼酎ゾーン鹿児島出身である店主。
焼酎は生まれた時からそばにあった空気のような存在。
だからこそ、焼酎は大切で大事なものだという。
日本の酒は食中酒としての無限の可能性がある。だからこそ、料理とのこだわりを持ち、
ただ飲むだけではなく、食事との相性や可能性を引き出していきたいという信念のもと、
客の好みを把握し、最高の逸品を提供してくれる。
とにかく、店主のこれは!というのを見つける嗅覚は凄まじい。
そして貪欲にその味を世界を探求する姿勢は
造り方はもちろん、原料、水、酵母、麹、環境など全てを網羅していく。
ストック本数は日本酒と焼酎合わせると数え切れない。
あちこちから見えるラベルを「飲みたい!」といえば、それがレアな子でも
おしげもなく出してくれる。
呑み助からしたら、涎が止まらない。
完全会員予約制。
この幸せを味わえるのは会員のみという世界も
心をくすぐる。
数ある銘柄をお披露目するイベントも定期的に行っている。
そのイベントを見逃すと、凹む呑み助も多いとか。
用意される水も硬水から軟水、pH値の違いなど多種揃う。
「どんな水をあわせるかによって味は変わります。
焼酎は割る酒。水で味わいがガラリと変わる面白さは
他の酒では体験できません」という店主の言葉。
なるほど!と納得。
いつも飲みやすい水飲み見つかっていたので、
水違いで楽しむというのは贅沢である。
焼酎を知って10数年。まだまだ焼酎は学ぶこと多し。
店主は別名、聖徳太子でもある。
なんだその理由は!と突っ込まれそうだが、
サーブの仕方がまさに神業なのである。
天候や気候、季節、温度を考え、客の飲み方や料理の食べ方のスピード、そして表情を読みとり、
その客の口の中の状況を察知できるそうだ。
しかもその人数は20名弱。同時に予測できるというのだから、まさに現代版、聖徳太子といっても過言ではない。
今回もかなり面白い子が勢ぞろいした。
レアすぎる子達もいたり、初めまして!の子もいた。
焼酎好きが6名、集まってワイワイガヤガヤ飲んでいたら、
一番陽気なテーブルになっていたのは毎度のことである。
店の営業時間が終わると、店主も加わって焼酎イベント再開。
天狗櫻の松涛はかなり個性強すぎた。
とにかく煙い!燻されている感じが強い。
なんだ!?とラベルをまじまじと見たら、
焼き芋燻製とある。
焼き芋だけでも香ばしいのに、燻製してるの!?とさらにびっくり。
原料を焼き芋とし、その風味を酒質に活かせないかと考え、
蒸した後に煙でいぶす。それがこの独特の燻製風味となった。
燻製の燃料には松の木や松葉が使われている。
とにかくとんでもない数が出てくる、囲まれてしまう鎮守の森。
できそうでできなかった飲み比べが当たり前のようにできるのは
まさにここだけ。
ファンの多い八幡もしっかり各銘柄揃う。
八幡ファンとしては♩もう笑顔が止まらない!!!
「日本酒というと清酒オンリーを思う人がほとんどだけど、焼酎も日本酒。でも今はその定義が厳しいかもしれない。
国酒という言葉が今、ありますよね。これなら焼酎もきちんと組み入れてもらえる。日本で育まれる酒なのだから、私はしっかり焼酎も多くの人に親しんでもらえるように提供したい」
こういう考えの人がどんどん増えたら、嬉しいことである。
人気が出てきたから、ブームだからと乗っかるパターンではなく
きちんとその存在を認め、愛し、さらに育てよう、広めようとしてくれる、
親心、恋心ともいうべき精神でいてくれる。
焼酎人気がじわじわと芽吹きだしている今。
かつての焼酎ブームが黎明期というのであれば、
今度は芽吹き、成長時期といえるだろう。
↑いつも読んでいただきありがとうございます。ぽちっとよろしくお願いします ↑新しく登録中です。こちらもぽちっとよろしくお願いします。by gon麹
追伸:近々、鎮守の森では宮崎の都城の焼酎蔵のイベント開催がある。詳しくは決まり次第、ご報告。
DATA)
店名:animism bar 鎮守の森
住所:非公開
電話:非公開
備考:お店に行きたい場合は、会員と共に行く。
もしくはSNSなどで店主とつながり、許可がもらえたら会員になれる。
鎮守の森という場所がある。
神社に付随して参道や拝所を囲むように設定・維持されている森林という意味であるが、
ここに並ぶは日本酒、そして焼酎のボトル達。
呑み助からは聖地と呼ばれ、数多くの日本酒ファンが足繁く通っていた。
そんな人気絶好長のある日、
「日本酒だけが日本の酒じゃない。焼酎も日本の酒。
そうだ!国酒を応援する空間を作りたい!」と、店主はふと思ったとか思わなかったとか……。
店主の熱い思いはじっくりと多くの人に影響を与え続け、
焼酎好きが焼酎を求めて通うようになっている。
焼酎は生まれた時からそばにあった空気のような存在。
だからこそ、焼酎は大切で大事なものだという。
ただ飲むだけではなく、食事との相性や可能性を引き出していきたいという信念のもと、
そして貪欲にその味を世界を探求する姿勢は
造り方はもちろん、原料、水、酵母、麹、環境など全てを網羅していく。
あちこちから見えるラベルを「飲みたい!」といえば、それがレアな子でも
おしげもなく出してくれる。
呑み助からしたら、涎が止まらない。
この幸せを味わえるのは会員のみという世界も
心をくすぐる。
数ある銘柄をお披露目するイベントも定期的に行っている。
そのイベントを見逃すと、凹む呑み助も多いとか。
用意される水も硬水から軟水、pH値の違いなど多種揃う。
「どんな水をあわせるかによって味は変わります。
焼酎は割る酒。水で味わいがガラリと変わる面白さは
他の酒では体験できません」という店主の言葉。
なるほど!と納得。
いつも飲みやすい水飲み見つかっていたので、
水違いで楽しむというのは贅沢である。
焼酎を知って10数年。まだまだ焼酎は学ぶこと多し。
なんだその理由は!と突っ込まれそうだが、
サーブの仕方がまさに神業なのである。
天候や気候、季節、温度を考え、客の飲み方や料理の食べ方のスピード、そして表情を読みとり、
その客の口の中の状況を察知できるそうだ。
しかもその人数は20名弱。同時に予測できるというのだから、まさに現代版、聖徳太子といっても過言ではない。
今回もかなり面白い子が勢ぞろいした。
レアすぎる子達もいたり、初めまして!の子もいた。
焼酎好きが6名、集まってワイワイガヤガヤ飲んでいたら、
一番陽気なテーブルになっていたのは毎度のことである。
とにかく煙い!燻されている感じが強い。
なんだ!?とラベルをまじまじと見たら、
焼き芋燻製とある。
焼き芋だけでも香ばしいのに、燻製してるの!?とさらにびっくり。
原料を焼き芋とし、その風味を酒質に活かせないかと考え、
蒸した後に煙でいぶす。それがこの独特の燻製風味となった。
燻製の燃料には松の木や松葉が使われている。
まさにここだけ。
八幡ファンとしては♩もう笑顔が止まらない!!!
国酒という言葉が今、ありますよね。これなら焼酎もきちんと組み入れてもらえる。日本で育まれる酒なのだから、私はしっかり焼酎も多くの人に親しんでもらえるように提供したい」
人気が出てきたから、ブームだからと乗っかるパターンではなく
きちんとその存在を認め、愛し、さらに育てよう、広めようとしてくれる、
親心、恋心ともいうべき精神でいてくれる。
焼酎人気がじわじわと芽吹きだしている今。
かつての焼酎ブームが黎明期というのであれば、
今度は芽吹き、成長時期といえるだろう。
↑いつも読んでいただきありがとうございます。ぽちっとよろしくお願いします ↑新しく登録中です。こちらもぽちっとよろしくお願いします。by gon麹
DATA)
店名:animism bar 鎮守の森
住所:非公開
電話:非公開
備考:お店に行きたい場合は、会員と共に行く。
もしくはSNSなどで店主とつながり、許可がもらえたら会員になれる。