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Channel: ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足 <野望と無謀>
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ワクワク酔い酔い♩コンビニタイム

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その土地の顔をみたければ 市場にいけという。 その日にあがってくる野菜や魚、肉とか みていると 確かに、その土地の性格や文化を感じることができる。 都市ならば スーパーマーケットの食材売り場に( ̄▽ ̄)b その土地ならではのものが配置されているから 下手な土産物屋にいくより おもしろいものが見つかる。
今では当たり前になったコンビニ。 ここも地域性が出る。 隣の県へいくだけでも これなあに?というものに出会える。 ましてちょっと遠出すると そこでしか見ることできないものが 当たり前のように並んでいるのだから 飽きることがない。ψ(`∇´)ψ もちろんいつも気にかけるのは 酒棚。 泡盛のワンカップがずらりと並んでいるのはもちろんd( ̄  ̄) 沖縄県である。 泡盛、度数高いんだけど…… ワンカップで飲んで大丈夫か?!(^_^;) とちょっこし不安になるのは まだ素面だから♩ さて、どの子にしようかなあ(。-∀-)ニヒ♪。   ↑新しく登録中です。こちらもぽちっとよろしくお願いします。by gon麹

地元で飲むのがやっぱりおもろい♩

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暑い気温が日本列島を覆っている日曜日。 南国パラダイスを味わいたい( ̄▽ ̄)b 皆、そう思う。 お昼も過ぎたし、プシュ♩という音が あちこちから聞こえてくるて…幻聴か(⌒-⌒; )。 窓辺からフワっと入ってくる風は 最高の贅沢。 その風を顔に感じて 暑さは少し和らい…で!? 和らがん(⌒-⌒; )
冷蔵庫開けよう。 コンビニに行こうか
サッパリとオリオンビール飲みたいなあ。 昔は、沖縄でしか飲めなかったオリオンビールも 流通の発達によって 全国どこでも手に入るように( ̄▽ ̄)b ありがたいことである。 が!(◎_◎;) やっぱり地元のコンビニのラインナップは さ、さすがだ。 知らん種類がいっぱいで、 どれを選んでいいか悩むシンキングタイム。 さあて、 どーれーにーしーよーうーかーなー(*^◯^*)。 地ビールは地元で飲む。 これが一番の贅沢だ。   ↑新しく登録中です。こちらもぽちっとよろしくお願いします。by gon麹

頭に酒瓶が生えてる!? ミラクルおばあ 元気にハイサイ♪

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酒呑みが酒を呑むと角が生える……いや、酒瓶が生えてくる。

この現象は酒呑みに広がっているようで
楽しい酔っ払いの写真に1人は写っていることが多い。

まあ、病ではないが(^_^;) 酒呑みの習性となりつつあるのだろう。

さて、頭に酒瓶というと仙人ともいうべき人達がいる。



沖縄県恩納村にある琉球村。
ここには有名なミラクルおばあが何人もいる。
観光客らに三線や踊りを披露するほか、
ゆんたくと笑顔でゆったりとした時間を楽しませてくれる。

おばあ達は踊りの最後のカチューシャでヒョイっと一升瓶をアタマに乗せて、
リズムよく踊り出す。

なんで落ちないのか!?と
アタマをじいっとみても仕組みがわからず、
踊りながらも目だけがおばあを追うばかり。

見事にカチューシャを踊りきると
ヒョイっと一升瓶を下ろして、
スタスタスタスタと消えてしまった。
慌てて追いかけるとそこは泡盛の館。
どうして一升瓶を落とさないのか
気になる呑み助1匹。

テクニックを聞いてみると
「簡単さ〜。アタマに布をまいて、酒瓶に半分くらい酒をいれたらヒョイっと乗るよ」\(^o^)/。
「あ、水でもいいさ〜」




おばあ……か、簡単そうにいうけど
絶対バランスがないと無理だ( ̄∀ ̄;)。

「あ、姿勢良くね」d( ̄  ̄)
そういうとおばあは家の裏へ。

ミラクルおばあ達のなかで最高齢は94歳。
やっぱりおばあは仙人であり、呑み助として憧れる存在だ。
いつか一升瓶頭に乗せて共演したいなあ。

※日々の訓練怠れない(=゚ω゚)b
頭に乗せても\(^o^;)/手が離せん。
手ぬぐいほお被って、瓶乗せて〜♩





 
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あふれるフルーツに大満足!

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店内に足を踏み入れると、果物の甘〜い香りに包まれる。
赤羽の有名なフルーツパーラー『プチモンド』。
来年で創業30年を迎える地元に愛されている憩いの場所だ。
ガラス張りで明るい店内には円卓が1つ。奥にカウンターとテーブル席がいくつか並んでおり、
もの静かなマスターと品のいいマダム2人できりもりしている。

ここの名物はなんといってもフルーツ。
なかでも人気メニューは訪れる客の8割は注文しているという“フルーツサンド”。
中身があふれんばかりの具だくさんのサンドで
パンはふんわりと柔らかい。
フルーツはお互いにこぼれないようにパンとパンの間をひきめきあっている様子は
フルーツ好きにはたまらない一品である。

もちろん……注文はそれ♪ といいたいところだが、
今回の食指は別に伸びた。



フルーツいっぱいのフルーツ餡蜜。

『dancyu』であんこ取材をしてからというもの、
メニューにあんこがあるとつい♪トライしてみたくなる体質になったような(笑)。
まあ、もともと、餡子も寒天も大好きなのある。

昔なつかしい!?大きいガラスの器に彩りよく、
まるでクジャクが羽を広げたように盛られたフルーツのど迫力。
おおぶりにカットされたスイカにメロン、パイナップルにオレンジ、キゥーイ。

あ!スイカやメロンは今季初ではないか。
初ものGETとはありがたい。

フルーツに囲まれるように
餡子とバニラアイスがお行儀よく並び、その上にキュートな苺がちょこんと乗っている。

眺めているだけでも大満足できるフルーツ餡蜜だ。



添えられた黒蜜も甘すぎることなく、べたつかず。
とろぉおおおりとした滑らかさ。
「お好みの量で」といわれても、やっぱりこれは全部かけるしかあるまいて。

赤い苺を起点に時計回りに周り、最後の一滴まで残すことなく黒蜜シャワー!

黒蜜がかかった箇所とかかっていない箇所のフルーツの食べ比べも
いとおかし。ついつい右、左、右♪と口いっぱい頬張って食べてしまう。

色気? 色気なんぞ美味しいものの前にはなーーーーーい♪
美味しもんは美味しいのだ。
餡のなかには栗が隠れており、栗金♪に目がない自分の♡をわしづかみ!
しっとりとした食感のこし餡は優しく、フルーツと喧嘩することはない。
皿の下に敷き詰められた寒天も美しく、フルーツにのっけて齧ったり、アイスに包んだりと
一皿で色々な食べ方が楽しめる。

もともとマスターは青果店を営んでおり、
店内の左側ではフルーツを販売。
そのため、パーラーのメニューはどれも旬のフルーツがしっかりとはいっており、
しかも贅沢に大きくカットされているのはフルーツ専門店だからこそのサービスだ。

店内に流れるクラシックとフルールの甘い香りに包まれ、美味しい甘味に癒されると
日頃の鬱憤やストレスのこんまさ(小さい)がばかばかしくなってしまう。


『プチモンド』のサービスは出される水にも一工夫がある。
イチョウにカットされたレモンが1枚。水のグラスに浮いている。
見た目にも可愛く、水だとわかっていても、美味しくごくごく飲めてしまうという
店のホスピタリティは最高だ。

赤羽というと飲屋街というイメージが強いが、
ここはほんの少し駅から離れているので、
雑踏感はまったくない。

そのため、のんびりとカフェタイムや読書を楽しめる、貴重な空間なのだ。

飲み疲れたら、ちょっとここでひと休み♪ 甘いものは別腹♡というコースには
ぴったりではなかろうか。
ちなみにクローズは18:30。
え? それじゃあ、はしごできないじゃないか?って。

赤羽の朝から飲める聖地は……皆様ご存知でしょうに♪

旬のうましフルーツが楽しめる『プチモンド』を訪れる際は
静かにお越し下さいませ(願)。




 
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DATA)
店名:プチモンド
住所:北区赤羽台3-1-18
電話:03-3907-0750
営業:(月~木、土)9:00~18:30、(日)~18:00
休:金


我が家のペットボトル活用法........(((((_ ̄▽ ̄)_◻︎

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この味、みんなに知ってほしいなあと思った子があるとき
四合瓶ならバックにヒョイっと入れちゃうが、一升瓶のときはちょっと考える。
皆さんはどうする?
一升瓶、袋からのぞかせて電車に乗ると
まあ、目の前の人と目が合う回数が増えていないだろうか(笑)。




だからやはり入れ替えしなくては!ということで

と、代用器を探し、だいたい手にするのが
ペットボトル。

これなら軽いし、割れない。
バックのなかにもすっぽり入る。

世の中便利になったもんだ♪とつくづくペットボトルをみて思うのである。
だから資源ゴミの日は全て出すのではなく2本ばかりは手元に残すペットボトル。
水や炭酸水がはいっていたものをチョイスするのがポイントだd( ̄  ̄)。
※味つきのペットボトルだと、きちんと洗ってもその香りが大事なお酒につく可能性がある!


パッケージはちゃんと外し、まけないように(こぼさない)ペットボトルの口から注げば完成。

今回はこの子。




柳田酒造の復活!芋焼酎 “千本桜”。

芋でありながら麦っぽい香ばしい風味を感じる、美味しい子( ´ ▽ ` )ノはかなり大人気。

酔いねえ♩
持ち運びにピッタリだわ。ペットボトル。
日光には当てないでね( ̄▽ ̄)b

あ!あの人にも持っていかなきゃ〜
ペットボトル( ̄∀ ̄*)
ペットボトル( ̄∀ ̄*)

さすがに
3本いれたら、バックは重かった(´∀`;A。(当たり前じゃ)

中身はお酒であるので、つい忘れてごくごく飲んだら危険危険。
酔酎意♪

空になったら、資源ゴミへ。

 
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小腹が空いたからサタパンピン♪ 

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小腹がすいたとき、なにか齧りたいなあと考えるといくつか頭に浮かぶ。

そのひとつが



サタパンピン。
サタパンピンとは沖縄の揚げ菓子、サーターアンダギーのこと。
宮古島でサーターアンダギーをそう呼ぶ。

揚げドーナツのような食感のこの菓子は
とにかく気に入って時間をみつけては食べていた。

サーターアンダギーの語彙は
サーターが砂糖、アンダーギーはアンダ(油)とアギー(揚げ)で揚げるを意味し、揚げ物となる。
宮古島のサタパンピンはサタが砂糖、パンピンが天ぷらという意味をもつ。

サタパンピンは自分達で作ることもできる。
小麦粉に鶏卵、砂糖や黒砂糖とベーキングパウダーを柔らかめのクッキー生地に仕上げ、
丸めて低温の油で数分間揚げると完成。
とはいえ、やはり沖縄のサタパンピン、サーターアンダギーには叶わない。
特に宮古島のおばあの出来立てサタパンピンはアツアツで
揚げたてのサクっとした軽やかな触感が嬉しくなれる。
大きさも大人の拳くらいの大きさで、1個食べきれないくらいのかなりのボリューム。
口と手を油だらけにして島の子供と一緒にムシャムシャと食べていた。

球形の片側がサクっと割れ、人が笑っているような笑顔のように見えることから、
古くから結納の持参品など縁起物として用いられてもきた。
砂糖が貴重だった時代は、砂糖無しの白アンダギーがあったが、
今は黒糖、かぼちゃ、ごま、シークワサー、紅芋など、色々な種類がある。
各家で大きさや形、味も異なるので、まさに家庭の味といえるだろう。

梅雨に入ったからだろうか。
無償に、今、宮古島のサタパンピンが食べたくなった。
那覇でもなく、石垣でもない。宮古のサタパンピン。
それもあのときのおばあの味が、無償に懐かしい。
まだ夜が明けぬうちから、おばあの台所からは甘い香りが漂って
鼻をくんくんさせて、お財布を握りしめていた。

スケジュール帳はスナフキンはできそうな空白がいっぱい。
後はお財布との現実の相談か。

サタパンピンは泡盛との相性もよく
揚げ菓子の油を泡盛が流してくれるので、お気に入りという気持ちがあるのも事実である。

おいしいサタパンピン。
揚げたての大きなサタパンピン。
子供のように一心不乱で食べたいなあ。

小腹がますます空いてしまった……(不覚なり)。

 
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さつまいもビールはビールじゃなか(⌒-⌒; )

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鹿児島空港。
搭乗時刻まで時間があると
空港内の某場所で
キビナゴとかさつまあげとかつっつく。
もちろん焼酎片手にd( ̄  ̄)



今回はちょっと違った。
まあ、飲み過ぎ&寝不足という体調と
まだ昼前という
人並み!?d( ̄  ̄)意識が働いていたからだろう。

でも目にとまった。

さつまいもビールの文字。

気になる。気になる。
(・・*)(*・・)キョロキョロ(・・*)(*・・)キョロキョロ
周りに知り合いいなーい( ̄▽ ̄)v
(いたけど(^◇^;) )

もちろん注文。
体調をしゃきっとさせるために
薩摩野菜カレー定食。





怠いときのカレーって……まさに薬。

そしてさつまいもビールは……
薄い薄いちろっとビールテイストの飲み物。
(TεT;)も!物足らなん……。

紫色の色合いは綺麗。
女子向きの地ビールだな∈(´Д`)∋

Gon麹にはもの足らず。


店員さんのいうことは聞くべきだった(^◇^;)。

G「さつまいもビールってどんなんです?」
店員「さつまいもを使ったビールですよ」

G「おいしいんですか? どんな感じ?」
店員「……ん〜。ビールテイストですけどビールと思って飲まれないほうがいいかも」

↑確かにd(^_^;) そのとおり。

後ほど知り合いにラウンジで生ビールをご馳走になり( ̄▽ ̄) さつまいもビールの記憶はさらっと〜流れていったのはいうまでもなし。


 
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梅雨に育つ旨し味

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今日は雑節の入梅。
毎日降る雨も農業や林業にとって大事なことであり、
江戸時代、暦の上に入梅が設けられた。
昔から日本人は自然と共にあり、自然の移り変わりに敏感だった。
そのことは食材1つにもいえる。

流通の発展や冷蔵、冷凍、ハウス技術の向上により、
365日、様々な食材や地方の味を口にすることができるようになった。
食いしん坊にとってそれはありがたいことだが、
どんな人でもやはり、季節のものを目の前にすると、思わず笑みが浮かぶくらい、
旬のものは心を豊かにしてくれるのである。

さて、今回、そろそろ“鱧”が食べたくなってきた。
鱧というと祇園祭の京都や天神祭りの大坂と関西の印象が強いが、
これは旬の鱧の前半。
梅雨の水を飲んで育つといわれている鱧で、
サッパリとした味わいだ。

梅雨は始まったばかりだが、どうにもこうにも鱧が食べたいと食いしん坊レーダーがグルグルまわって
落ち着かない。
こういうときは我慢<食い気の方程式に従うのみである。



今回オーダーしたのは鱧の天ぷら。
サクサクっとちょっぴり骨っぽさ!?の食感こそ
欲していた鱧である。
塩とすだちのみの味付けで。
口の中でさっばりした味わいが広がるなか、
丁寧に骨切りされた身がまるで生きているような感じで泳ぎだす…店
ふわふわっと、とろけるような柔らかさは
まさに夏の王者だ。



鱧には骨の育成をするコンドロイチン硫酸、DHA、EPAなど豊富に含まれており、
細胞の健康を保つために数多くの重要な働きをしてくれる。
なかでもコンドロイチン硫酸は、コラーゲンとともに体内の結合組織を形づくる大事な栄養素。
組織に保水力や弾力性を与え、栄養分の消化吸収や代謝を促してくれる効能がある。

この効能! 肌の健康維持はもちろん、アンチエイジングにも効果覿面。
さらに目の角膜や水晶体の透明度の維持など、視力の強化や保護、
体の関節の動きからじん帯の弾力維持にも必要な栄養素なのだ。

また、カルシウムの代謝の代謝に関わることで、
骨の成長をうながし骨粗鬆症予防、
そして血中のコレステロールや過酸化脂質の除去など、動脈硬化や高血圧を予防してくれる。
まさにミラクルパワーの栄養素でもある。

腰痛に最近苦しむ自分にとってはまさに季節の恵みであり、
自然からの贈り物。
アンチエイジングも骨の育成、成人病の予防など、見逃せない要素がいっぱいだ。
さらに鱧は小骨を骨切りして、そのまま食べるので、カルシウムも他の食材より
とりやすいのもありがたい。

ちょっぴりフライング!?かもしれないけれど、
やはり鱧はいい。
鱧を食べると湿気でへたりそうでも
鱧切りのシャキシャキ音のようにシャッキリできそうだ。

やはり季節ものは元気になれる、元気をくれる。
自然の四季の移り変わりと共に歩んでいる日本はまだまだ捨てたもんじゃない。

 
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撮影協力:佐竹





お遍路道中の誘惑にご用心♩

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酒ナフキン&酎ナフキン。 スナフキンは我が人生のテーマの1つ。 今年は四国88カ所お遍路道中も加わっている。 今は丁度、土佐。 遍路のルートが長く、厳しいことから 修行の道場と呼ばれている。 お遍路には欠かせないお接待精神も強く、各寺にはお茶やコーヒー、甘いものを用意してくれているところもある。 まさに「おもてなし」の真骨頂はここにありといえる。 人は善という精神で成立するものだ。
それはコンビニでもみられる。 全てではないが、お遍路さんの休息にと 場所を用意していたり、水を用意してくれているところもある。 まさにお遍路の地ならではの心だ。 お遍路道中、コンビニはトイレを借りたり、ちょっと休憩で涼みに立ち寄れるありがたい存在。 そのときやはり楽しみなのが コンビニの酒棚d( ̄▽ ̄)。 地元酒をやっぱり置いてあるのを見ると ついニヤニヤしてしまう。 もちろんお遍路道中は禁酒が常識。 眺めているだけだが、 知ってる子がいると飲まなくても 口の中にはその味がカムバック♩ あぁ。修行中に……煩悩がふつふつと。 土佐はやはり土佐ならではの面々が 並んでる(残波は沖縄ね(^_^;))。 龍馬や美丈夫などのなか ひときわ目だつ位置に『辛口 慎太郎』がd( ̄  ̄)。 濵川商店の『濱の鶴 純米 辛口慎太郎』が正式名称のこの子は精米歩合60%で吟醸酒と同じく少量仕込み。 低温発酵でゆっくりと丁寧に醸されていて、柔らかな酸味を感じつつ余韻の キレの良い特別純米。 はあ( ̄▽ ̄)飲みたい……Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネン お遍路道中は誘惑多し地でもあるので くわばらくわばら、気を引き締めねば。 でも楽しき、遍路スナフキンなのである。   ↑新しく登録中です。こちらもぽちっとよろしくお願いします。by gon麹

朝から泡盛いっちゃう!?( ̄▽ ̄)b

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グッドモーニング♩
歓喜とため息が日本中で聞こえてきた昨日の昼。

過ぎた結果は変えられない。
次だ次!

気を入れ直して( ´ ▽ ` )ノいくぞおー。

月曜日朝。
新しい朝。
朝はグッドモーニング珈琲で目を覚ます!

珈琲は好きなので
粉を切らすとたちまち
身体のサイクルが狂ってしまう。
そう、気が抜けない我が朝珈琲事情なのだ。

そんな鬼気迫る珈琲ZONEに
最近参戦してきたのが
泡盛!!!!!珈琲である。




正しくは泡盛焙煎珈琲。
泡盛って!(◎_◎;)と思った方。

ご安心を。
焙煎直後、高温状態の珈琲豆に泡盛を直接注いで香り付けしたものなので
度数の高い泡盛のアルコール度数は飛んで、香りのみ。



個性的なコクがあり、余韻はそのコクが爽やかな甘みに変化。
沖縄らしいといえばいいのか、
とにかく風味豊かな珈琲だ。

泡盛焙煎豆の爽やかさは、沖縄の暑さを忘れさせてくれるため!?
ならば、亜熱帯地域になりつつある日本には、ぴったり(*^◯^*)。

たちのぼる香りの柱が
部屋中に広がり、アロマ効果は抜群。
まあ、少々物足らないこともあるが
そんなみみっちいことは
どーでもいい(⌒▽⌒)。

この珈琲をいれると
普段のせわしい時間がのんびりした時間に感じるのは
沖縄だから?
同じ10分でも、1時間に感じるゆったり感。
まさに沖縄マジック……いや、単なる自分の
お•も•い•こ•み(^^;; だろうけど。

新しい一週間。
泡盛でd( ̄▼ ̄)
もとい!
泡盛焙煎珈琲で、さあ元気にはじめよう。

 
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脱ぐとすごいんです系 心惑わずその正体は……

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高知をスナフキンしていると、目に飛び込んでくる幟がある。
「もちぽにょ」
!? 今さらながら、宮崎駿氏の『崖の上のぽにょ』か?と首をかしげてしまいつつも
スルーしてスナフキンを続けると
やはり「もちぽにょ」という幟がある。

この幟が旗めいているのは、高知に本部をもつコンビニエンスチェーン、スリーエフ。
高知では大手3社をしのいでダントツ大人気1位のコンビニなのだ。

幟の「もちぽにょ」はそのスリーエフのなかでもどうやら、ホットな商品のようで、
窓には大きなポスターが1枚、2枚……、いや4枚も張られていた。

ど!どんだけ!!!!!!
食いしん坊レーダーがぐるぐるまわりだす。

探せど探せど、「もちぽにょ」が見当たらない。
なんで? 
ますます関心、いや、執着度が強くなるGon麹。
スタッフに聞くと、今日の分は売り切れとのこと。

時計をみるとAM10:00過ぎ。
まだ昼もまわってへんやん!!!!!

こーなると、意地でもGETしたくなる。
スナフキンしながらも、探すのは「スリーエフ」という看板。

みつけては入り、売り切れといわれること数回。

やっとのこさ、「もちぽにょ」が売り切れていない!スリーエフを発見。


※苺があるのはまさに奇跡!!!



それでも残り3個
カスタードと苺が棚のなかにお行儀よく並んでいる。
全部買ってしまおうかという欲望にも駆られたが、
自分のように「もちぽにょ」を探している人もいるかもしれぬ。
後ろ髪ひかれる思いをしつつ、1個残して、2個GET。
もちろんカスタードと苺1種類ずつだ。



※パクっと口にするとプリン風味のクリームが溢れだすーーーー!!!


とにかく柔らかいのである。
まさにもち肌。
生まれたての赤ちゃんのようなぷにょぷにょ感は
食べる前から、これはうまい。まちがいなくうまい!と、本能を刺激する。
生地自体、滑らかで、こんな肌をしていたら、どんな男も落とせる!
世の中の女性諸君。最高の美肌を目指すなら、これからは「もちぽにょ」肌だ!

もちもちの生地はもち米粉をつかっており、とにかくもっちもち。
片手でもつと中身のカスタードの重さでゆっくり伸びるほど。
カスタードは新鮮な牛乳ベースでたっぷりと詰めこんでおり、
食べると口の中いっぱいにミルクカスタードの風味が広がる。
濃厚なカスタードをもちもちの皮で見事で包んだ「もちぽにょ」。

こ、これはハマル!!!

袋からだしたときから、思わず「惚れてまうやろ」という気持ちになってしまうのだ。
直に持つと、きっと誰もが「おおっ」と雄叫びあげることだろう。
まさに!
「私、脱いだらすごいんです♪」みたいな♡。


現在、「もちぽにょ」はレギュラーのカスタードの他に苺と抹茶がある。
一番人気は苺で、お値段は120円とカスタードよりは若干高め。
いちごの風味とつぶつぶ食感が楽しめる。

抹茶は大人の女性向けといえばいいだろうか。
食べていないので、スタッフに聞いたところ
「宇治抹茶を使っており、風味豊かな抹茶クリームです」とのこと。

あぁ。これも食べたい。
スリーエフどこかにないか。
「もちぽにょ」が売り切れていないスリーエフ。

見た目は地味だけど、決して見逃してはならぬ「もちぽにょ」。
午前で売り切れてしまうのも納得だ。

女性の手のひらサイズと、決して大きくない。
でもかなり腹持ちがいいのをお忘れなく。
食べているときはペロリとすぐに食べられるので、もう1個、もう1個と手が伸びそうだが
1回に1個がベスト(だと思う)がよいだろう。

おやつタイムでもいいが、
スパークリング系のお酒のアテにも酔いかもしれない。
カスタードは特に万能ウケする味である。

 
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DATA)
商品名:もちぽにょ
価格 : カスタード108円 苺120円  抹茶 123円
販売所:スリーエフ(コンビニエンスストアー)



地域活性化のために生まれた期間限定! 沖縄ファミマ『春雨』

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たぶん売り切れである。
でもあえてBlogに載せるのは
( ̄▽ ̄)v GETしたから(鬼)。

沖縄といえば泡盛王国。
50弱の泡盛蔵が点在している。

泡盛は度数が高いと敬遠されがちだが
泡盛の正しい飲み方は基本、水割り。

酒強しの島んちゅうが飲んでいる泡盛は
ほぼ水割りなのである。

さてたくさんある泡盛。
それぞれの性格があり
飲み比べしてみると面白いが

なかでもGon麹がオススメするのが
宮里酒造所の『春雨』。

那覇市内、小緑にある赤瓦の蔵は365日稼働。
ここで生まれてくる子は全て『春雨』という。

春雨の由来は『春は希望、雨は恵み』。

戦争で悲惨な地上戦で全てを失った沖縄。
そんな沖縄でも自然と季節だけは必ず沖縄にやってきて、
大地と人の心を癒してくれた。
そんな自然のなかで泡盛を作ることで
沖縄の地に希望と恵みが多く訪れてほしいという願いがこめられている。


※ファミリーマート(沖縄)で春雨発見!?

宮里酒造の現在の蔵元は宮里徹さん。
宮里さんの緻密な計算で生まれる『春雨』は
いままでの泡盛の常識を覆すような子で、
酒造業界が驚いたのは有名なお話。
なんども試行錯誤をし、たくさんの独自のデータを作り、修練。
そしていつも挑戦し続けているのだ。

生産量よりも酒質にこだわり、
宮里さんを含め数名の従業員で醸す泡盛は年間の小売量がわずか。
出来上がった泡盛は1年以上寝かし、浮き出た油分を丁寧に手作業で掬う。
このひと手間が熟練した経験、そして宮里さんの勘を生かした微妙なさじ加減となり、
泡盛ながら、臭みをほぼ感じない上品な香りの『春雨』が生まれている。

この飲みやすく味わい深し『春雨』はたちまち評判となり、
全国から問い合わせが殺到。

注文の電話が増えても、やはり石高数を増やさず
酒質を損なわずという宮里酒造の姿勢は
ますます呑み助の心をかき立てるものに。

その結果、『春雨』は地元、沖縄で見つけることが難しい銘柄になってしまった。
※飲食店などで飲むことはできます(入荷しているところは)。

「これではいけないとも思ったのですけれど、人手も蔵の規模も限界があるので、増やすことができない。それが無念です」

そんなとき、大手チェーンコンビニエンスストアー、ファミリーマートさんから「沖縄のファミリーマートに春雨をおろしてほしい」という依頼がはいる。

初めは無理だとつっぱねていた宮里さん。
すると沖縄ファミリーマートの重鎮が蔵まで何度も通いはじめたという。
いわゆる、春雨三顧の礼。

コンビニエンスストアーというと地元に特化したものも多く、
沖縄ではもちろん泡盛コーナーがあった。
しかし、泡盛の売れ行きがよくなく、各店舗から泡盛コーナーを止めたいという話が多く
沖縄本部のほうにあがっていたそうだ。
沖縄のコンビニで泡盛がなくなる。
それはまさに土地のアイデンティティーが消えはじめるということになる。(大げさだけど)。
それは困るということで、泡盛のなかでも人気が高い『春雨』の力を借りようとしたそうだ。

酒質を落とすことはできない。
なにより、新たに量を増やすこともできない。
悩みつつも、宮里さんはコンビニをいくつも周り、
泡盛コーナーの状態を調査すること数ヶ月。

期間限定なら、OK。 売り切れても出荷数を増やすことはしない
という条件で、
一昨年より期間限定の沖縄ファミリーマートとコラボした『春雨』ができたのである。




種類は2つ。(今年の限定コラボ内容)

1つは『春雨』(グリーンラベル)。25度で360ml。
こちらはお湯割りにぴったりの子である。
泡盛でお湯割り!?と思うかもしれないが、
温めた分、素材の旨さが花開き、ほどよいゆるゆるさが楽しめる子だ。

もう1つは『春雨』ピンクのボトル。アルコール度数は15度で500ml。
三角すいのボトルの形がユニークで、まずは見た目に興味がわくだろう。
ピンクの瓶というのもキュート。
ジャケ買い派だと、つい手にとってしまいそうな雰囲気をもっている。
この子は冷蔵庫で冷やし、そのまま飲めるので、
ビール代わりの1杯によし。

『春雨』の泡盛コーナー出荷の結果、
なんと泡盛コーナーの泡盛の売れ行きはなんと右肩あがり。
酒好きの観光客がファミリーマートで『春雨』をみつけ、購入することで、
他の泡盛にも目が向きはじめ、泡盛全体が少しずつでも売れているらしい。

まさに神様、仏様、春雨様である。

実際、Gon麹もファミリーマートで『春雨』をみつけた瞬間、
なんで、ここに春雨があるんだ? としばらく呆然と見ていた。
もちろんすぐに手にとりレジに向かったのは言うまでもない。




地域限定、期間限定なので、この2種類の『春雨』を飲みたいのならば、
ぜひ沖縄へ。
ちなみに、今年の分はそろそろ売り切れ模様という話は
つい先日、宮里さんにお聞きしたばかりなので、あしからず。

GETできた人はラッキー♪
惜しくもGETできなかった方は来年是非♪

※『春雨』見つけても買い占めだけはやめましょう。ひとりでも多くの人に楽しんでもらう、そんな呑み助心もちましょう。


 
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永久欠番( ´ ▽ ` )ノ 月の中 岩倉ワールド

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「どんな焼酎が好きですか?」 そういう質問をよくうける。 そのときの体調や気持ちで色々あげるが 必ず答えるのが 岩倉さん家の『月の中』。
宮崎県の焼酎蔵元で 創業は明治23年になる。 蔵元の岩倉幸雄氏を中心にご家族で奥さ造りを行うため、石高数はわずか250石弱。 仕込みは毎秋、国内産の新鮮な芋が収穫される3ヶ月のみ。 瓶詰め、ラベル貼りまで全て手作業のため、世の中に流通され 出会えるのもタイミングよければ……となる。 『月の中』は白麹で仕込まれた芋焼酎。 やわらかい風味に旨み溢れるコクが広がり、あぁあ( ̄▽ ̄)っと心がふわんと穏やかな心境にいざなってくれる。 この『本格焼酎むろかしょうちゅうの華』はそのなかでも芋の持つ深い甘さが酔い香りとして鼻に駆け足で飛び込む。 25度数でありながら ストレートでちびちびもいい。 そしてやっぱりd( ̄  ̄) お湯割りで。 湯わりでも芋の深みある甘みが口のなかで、ふんわりシャボンのようにプカプカ揺れる……余韻の心地よさに はぁあああ( ´ ▽ ` )ノ 癒される。 無濾過であるのに、強すぎない味わいは 宮崎芋焼酎ならではの地域性か。 「どんな焼酎が好きですか?」 間違いなく、自分のなかで『月の中』は永久欠番である。   ↑新しく登録中です。こちらもぽちっとよろしくお願いします。by gon麹

一皿一皿の物語にうっとり 第一幕

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田舎者が都会にでるとまず驚くのは人の数。
食いしん坊が驚くのは料理店の数である。
大都会という場所は四方八方、なにかしら食べ物屋があり
様々な香りが鼻孔を猛ダッシュしてくる。

東京はそのなかでもダントツ。
しかも旨い料理に美味し酒がこれでもかと集う、世界でもトップ3に入るだろう。

回遊魚ならぬ回遊麹の自分は
都会のおかげで、日々、美味しい店に出会える。
ありがたいことである。

さて、先日、昔から気になっている店に行けることとなった。

場所は北区赤羽。
大衆酒場のイメージが強いが、実は隠れ家な店も少なくない。



すし処 みや古分店そのひとつ。
赤羽駅側のビルとビルの隙間に白い暖簾が揺れる店は
食いしん坊なら知らない人はいない。

メニューはコースのみ(夜)。
席についた瞬間から、みや古の亭主の世界がはじまる。

まず目の前に現れたのは、蛸の江戸煮。
江戸煮とはなんだ? と眺めていると
ほうじ茶で煮詰めたものが本来の江戸煮だと亭主が教えてくれた。
しっかりとした蛸の身に
ほうじ茶の香ばしさが染み込んでおり、ひと噛みするごとに口のなかで茶葉のまろやかさが広がる。
山椒の葉の緑と小豆色の蛸の色映えもよく
この一皿を眺めているだけで、まず頭のなかの食いしん坊レーダーが興奮しはじめた。



二皿目は鯖を松前(昆布)で包み押し寿司にした松前寿司。
酢飯のほどよい酸味が、湿度でぐったりした体をしゃっきりさせてくれ
脂ののった鯖をサクっとした昆布と一緒に頬張れば
口の中はまさに爽快な海となる。
白ごまの香ばしさもアクセントにいい。



黒い漆に盛られた八寸は
肉厚のアワビと上品な胡瓜。そして塩抜きしている柔らかい梅干し。

ここは酒がないと、物足らない。



ドリンクは日本酒から焼酎、ワインにスパークリングと多種揃う。
そのなかで亭主が飲み口よく、さっぱりとしつつも味わい深いものとして選んでくれたのは



福島の喜多の華酒造場さんの“特別純米 金澤屋”。
軟水で仕込まれ、純米の持つ味わいに爽やかな辛さで飲み口が軽やかに感じるので、
食事中でも気にせずスイスイと飲める子だ。

つい1合半ばかり飲んでしまったのは……ここだけの話しにしよう。



途中、「どうぞ、そのまま」と手渡しでくれたのが
余市の紫雲丹の手巻き鮨。
有明の採れたて天然海苔の上品な食感に紫雲丹の艶かしい旨味をゆっくりと浸透してくる。
口のなかですぐに飲み込まず、海苔を上歯と舌で何度も吸ってしまった。
(お行儀悪いので真似しないように)

カウンター8席。テーブル席5席。13席は7時をすぎると満席のみや古。

玄関で靴を脱ぐので、店に来ているというよりは
親戚の家に遊びにきているように、寛げるのは日本人だからだろうか。



料理は割烹とお寿司。
季節の食材へのこだわりも深く、コース内容も毎週少しずつ変えているそうだ。

碧色をした冬瓜の上にのっているのはごまフグの白子。
白子は少々苦手なのだが、この白子はさっぱりとしており、みずみずしい冬瓜と合わせても
白子の味が薄まることもない。

出てくる料理のペースも客の食べるスピードやその場の雰囲気を計算しつつ、
絶妙なタイミングで出されるので、
ゆっくりと一皿一皿
心から楽しむことができる。

時間も食すというべきだろうか。
愛でて食して味わって
過ごす時間もひとつの調味量……

噂どおりの世界に
食いしん坊の感嘆なるため息はどんどん溢れだす。

<続>

 
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DATA)
店名:すし処 みや古分店
住所:北区赤羽西1-4-16
営業:17:00~23:00
休   :不定休
URL :http://www.sushi-miyako.jp
備考:夜はコース(15000円)のみ。昼は予約のみ。(水〜日)










ひとつひとつの料理の世界にぞっこん ー第二幕ー

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記録に残るもの、記憶に残るもの。

この2つはよく比較される。

赤羽にある、すし処 みや古分店は記憶に残るものゾーンにはいるだろう。

ごまふぐの白子冬瓜碗のあとにでてきたのは



インド鮪のおつくりである。

鮪のおつくりというと、満足するまで何枚もぺろりといくのだが
このおつくりはこの4切れで十分に満足できた。
1枚目。
口にいれた瞬間、まるで氷が溶けるようにあっというまに口のなかで消えてしまった。
今口にいれたっけ? と頭をひねるくらいの早さである。
2枚目はまずは半分と噛む。
するとふわんとした食感としっとりと滑らかさに
うーーーーーーーーーーーーーんーーーーーーーーーーー脳がとろけそう。
かつて、ここまで鮪のおつくりをここまで味わったことあるだろうか。
3枚目は薬味の茗荷を包んで。
爽やかな茗荷の香りが鮪の風味の感じ方をまた変えてくれるのが一興。
茗荷を食べると物忘れとなるというが、
この鮪と茗荷の組み合わせは、香りから味わいまで思わず、惚けてしまいそうな世界である。
4枚目は山葵で。
清々しい山葵の香りに舌の上に広がる清涼感がしっとりした鮪につややかさをもたらしてくれているようだ。
もちろん、すべて口のなかにいれた途端、淡雪のように、しゅわんと溶ける。
1分も満たない、数秒感の世界に悶絶。




一見、鱧とおもいきや、これは穴子のおとし、湯引きである。
ふわふわとした歯ごたえのなかにほんのり穴子独特の旨みが隠れている。
鱧のおとしにはない、穴子の甘み。
穴子のほうが、鱧よりも万人ウケするんじゃなかろうか。
ウリを齧って、穴子を一口。
夏の暑さを忘れさせてくれるウリのみずみずしさが穴子の身を包みこむ。



梅味噌をつけて食べると
まさに見た目も味わいも鱧おとし。
梅の朱の色と穴子の身の白さが紅白で華やかだ。



続いてでてきたのは子持ちししゃも天。
サクっとあがった衣のなかにはなんとオレンジ色の卵がギッシリ。



噛むごとに口のなかでプチプチとリズミカルな音が響く。
このししゃも1本だけで酒は間違いなくすすむ。
酒好きの心を掴む酔い料理だ。



お椀がでてくると、中はとろっとろの山芋に浮かぶいくらの実(敢えて実と表記)。
あわびのしんいりとろろ碗である。
ねばっこいとろろをずるずるっとほおばり、
口のなかでいくらやあわびの芯をひろったりしながらいただくのは
これぞうまいもん宝探し。

とろろは大好きだが、いかんせん、自宅で作るのは肌がかゆい(汗)。
外で食べるに限る!食材である。

食べ始めてもうすぐ2時間。
隣の客のコースの流れからいくと
そろそろこちらにもお鮨がでてくるようだ。



さあて、どんなお鮨がでてくるのか。
待つ間の空想時間も
この店の料理時間の一部である。
記憶に残るものとして、それはこれからも幾度か反芻されるはずだ。

<続>

 
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撮影協力:すし処 みや古分店




寿司の世界は日本のもの? どこのもの? 和食の寿司はどこへいく……  ー第三幕ー

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寿司屋なのだから、もちろん、寿司がでる。すし処 みや古分店の〆の時間になると、寿司が握られていく。次々にネタ箱から飛び出してくる具と酢飯のコラボの作品に口はとろけ、頬はゆるみ、目はとろん。どうして「寿司」というのは、食の本能の全てを感動させてくれるのだろうか。そもそも「寿司」=日本食と考えているが、元々の寿司はどのようなものだったのだろうかとふと思った。昨年、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されて以来、様々な和食を求めて、海外から訪れる訪問者がやってくる。なかでも“寿司”を和食メニューのトップにもってくる人が多いだろう。
では“寿司”の歴史はいつからはじまったのか。なんと歴史を遡ること紀元前4世紀頃の東南アジアに始まる。人が生きていくために必要なタンパク質を補うため、内臓処理をし、塩をまぶした魚を米の中につけ、自然発酵させ、魚の保存を高めたそうだ。つまり魚肉保存法として、魚と米のコンビは誕生したのである。この方法は「なれずし」と呼ばれ、漬け込んで数十日〜数カ月たったところで魚をとりだし、米は廃棄し、魚だけを食していた料理だった。
「なれずし」は東南アジアから物流にのって中国へ持ち込まれ、日本にも8世紀の平安時代に伝来した。日本は米の国。室町時代に頃になると、「なれずし」の米もきちんと食し、「なれずし」は「生成ずし」と変化し人々が好んで食べる食となった。和食の発酵食品のうまさを感じることができる。すしが保存食から料理と変わった時期である。
今のスタイルの「寿司」になったのは江戸時代であるのは有名な話だ。米はもともと魚の発酵を助け、保存を目的としていたモノだったが安土桃山という激動の時代を経て、天下太平の江戸時代になると、米そのものを美味しく食べる日本独特の食スタイルに変化し、「生成ずし」は「早ずし」と形を変えた。
これが今、私達が目にする「寿司」に近いといえよう。今までのように魚の発酵を目的とせず、米飯に酢を混ぜることで、酸味ある味わいをつけ、魚はもちろん、野菜や乾物を具として用いるようになった。このやり方は、どんな場所でも「寿司」として食べられるということもあり、日本各地の産物とのコラボレーションで生まれた「寿司」は今でも残っている。
そして「にぎり寿司」が当たり前になったのは江戸時代中頃である。江戸時代は外食文化も発達していた。店を構えるだけでなく、屋台で料理を食わせるスタイルも流行していたのである。手軽にすぐに食べられる、家に帰るまでの間の空腹を紛らわしやすいと、ちゃきちゃきでシャキシャキした行動の江戸っ子にはウケた。その屋台業種のなかに「にぎり寿司」を食わせるところがでてきたのである。その寿司は江戸前とよばれ、東京湾でとれる魚介類やのりを使っていたことから「江戸前寿司」と呼ばれるようになった。
江戸前寿司が大々的になったのは有名なすし商、華屋与兵衛による改良された江戸前寿司のおかげで、旨さ、シンプルさが江戸中の評判となったのだ。時代は移り、大正時代の関東大震災により東京のすし職人達が故郷に戻り、日本全国に拡がったといわれている。
和食の王者ともいうべき「寿司」は日本発祥の食とはいえないが、私達が食べ親しんだ「寿司」は間違いなく、日本のなかで変化し、日本の気候や自然に合ったものとして成長し、世界が認める食となったのだ。ヘルシーと喜ばれる「寿司」。盛りつけや細工が美しい「寿司」。寿司は日本から飛び出し、今では世界中に広がり「sushi」としてまた様々に変化している。日本の「寿司」とは異なるものに変化することもあるだろう。どんな形に「寿司」が成長していくのか。和食の寿司ではなく、地球食の寿司として、大きくなるのか……食いしん坊の想像の羽を羽ばたかせてしまうのである。
※1枚目のコハダとこのコハダ。同じようにみえて、異なる味わい。これを楽しめるのも寿司の醍醐味♪<終>  ↑新しく登録中です。こちらもぽちっとよろしくお願いします。by gon麹撮影協力:すし処 みや古分店

甘酒焼酎で夏バテ解消

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“甘酒”が夏の季語だということは
呑み助のなかでは、ほぼ認識されるようになった。
※焼酎も夏の季語♪

連日、猛暑日、酷暑日、真夏日が続く日本列島。
陽射しがでていなくても、湿度も高く、
じっとりと汗がふきだす毎日である。

冷房がガンガンの電車やデパートに入ると
途端にブルブル震えて、体温調整ができずに、体調が下り坂というパターンの人も多いだろう。
自分もそのひとり。
具合が急におかしくなり、あわてて下車したり、白湯を飲んでお腹のなかの
体調を落ち着かせることが頻繁におこるようになった。

すっかり、夏バテ(・Θ・;)なのである。



食いしん坊なのに、食欲の波も大波小波で……。
胃腸がとにかく動かないことには
お腹にいれる気力さえおこらない。

こういうとき、手がでるのが“甘酒”である。
甘酒が美肌や美髪に良いのはもちろん、
夏バテの予防改善効果も高いので、アンチエイジングによく用いられる。
この甘酒に含まれる豊富な栄養素には消化吸収を助ける消化酵素や、エネルギーに転換するビタミンB群があり、食事から栄養を効率良く体に取り込むことができるからだ。
食事の前にまず甘酒を飲むのが、飲むタイミングなのである。

今回は甘酒に焼酎(甲類)をブレンドした甘酒割りで、
体温をゆっくり冷ましつつ、胃袋には甘酒効果を注げば……



お好み焼きをぺろりと食べられた♪

もうすぐ梅雨明け(九州南部までは梅雨明け)宣言がでそうな日本列島。
灼熱の日々が多くなるときこそ、
体調管理をしっかりしておかないと。

夏バテで疲れた体も気力もやさしく力強く作用してくれる“甘酒”。
できれば、酒かすから作る、砂糖なしの甘酒がオススメである。

甘酒の簡単な作り方はネット上でも多く紹介されているので、ぜひお試しあれ。

 
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※赤羽で美味しいお好み焼きや鉄板が食べられるお店。 シーフードもおすすめ。

DATA)
店名:おこのみ焼 キャベツ
電話:03-3903-0875
住所:北区赤羽1-67-54 みなもとビル 1F
営   :17:30~24:30(L.O.23:30) 日祝 17:00~24:00(L.O.23:00)
休   :月

平和を祈るワイン

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8月になると終戦モードが強くなる。
今日は広島の日。
日本人なら誰もが知っている原爆投下の日だ。


戦争はどんな理由でも反対だ。
だからこそ私達はきちんとした歴史を勉強すべきなのである。

今日は広島の日。
では昨日、8/5はなんの日かご存知だろうか。



答えはカウラ事件の日。
カウラの悲劇といえばわかる人もいるのではないだろうか。

第二次世界大戦の「敵国」の日本人、イタリア人、ドイツ人らが収容され、「カウラの悲劇」といわれる日本兵の集団脱走事件が起こったのは、1944年8月5日。

カウラは、シドニーの西約250㎞にある町だ。

あと1年で太平洋戦争が終わろうとしていた冬のある日事件は起こった。
ここ、カウラには、カウラ捕虜収容所があり、太平洋戦争で捕虜となった日本人やドイツ人イタリア人が収容され、戦争が長引くにつれ捕虜の数も次第に増え、他の収容所へ移送することが決定。
それを聞いた日本人捕虜の間で脱走話が進み、1944年8月5日、深夜のラッパの合図で集団脱走を試みた。

しかしこの脱走は失敗。
この脱走事件で234名の死に、108名の重傷者が出た。

カウラの人々は事件で命を落としてしまった日本兵を手厚く葬り、日本との友好関係を深めるために本格的な日本庭園や日本文化センターを作ってくれた。
故郷に戻れないのはかわいそうだと墓標は全て日本に向いているという優しい心に
同じ日本人として感謝の気持ちが絶えない。



日本人墓地から日本庭園までの5kmの間には約2000本の桜を植えられ、
毎年桜祭りが行われている。


このワインのラベルには桜が描かれている。
ウインダウリ・エステート社はオーストラリアのニューサウスウェールズ州・カウラ地区にあり、
ラベルの桜はカウラの桜だ。

「戦争はひどいもの。こんな悲劇を起こさないように、彼らを偲もう」という意味があるそうで、
8/5はこのカウラのワインを飲み、平和を祈るのだという。

カウラの捕虜収容所跡は、今は牧草地が広がり、建物は残っていない。

カウラの悲劇を繰り返さない、戦争を起こさないと祈るカウラの人々の思い。

私達、日本人は近代の歴史を
知らなすぎだ。
カウラ事件もどれだけの人が知っているのだろうか。

遠い地で世を去った人達がいることを。
彼らのためにもこんな悲劇は繰り返したくない。



カウラ平和を祈り……

今日は広島の日。
平和を祈り、戦争反対を思う気持ちは皆同じ。

だからこそ
8/5のカウラの悲劇もきちんと知るべきである。


 
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撮影強力:Ristorante tono;4122

戒め!?  今宵は何杯飲んでいい?

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「酒と女は二合まで」。
そんな歌があった。



大酒呑みはザルというが、
やはり人には適量というものがあるもの。
ある店主にお聞きしたことがある。
「一般人の適量(お酒)ってどれくらいなんでしょうか?」

すると「男性も女性も二合半くらいじゃないかな」といわれた。

二合半。
180×2+90ml 。
450mlということは500mのペットボトルくらい。

多いか、少ないかと判断するのは人それぞれだが
自分としてはあっという間に気化する(目の前から消える)量だ(汗)。

「特に女性は二合半くらいで止めておくと間違いがないし、色っぽくなる」という話。

は!そうなのか。
それくらいの量で酔った感じでいえば、女らしいといわれるのか……。

気づくと軽く、空になってる瓶がある状況が当たり前!?の世界。
今更ながら、基本的なことに気づいてしまった。

さて、そんなことがないように!? という気持ちで作られたのかわからないが、
面白きものがある。

京都、今宵堂さんの箸置きシリーズの最新作「目安箸置」。



箸置きに「一合」「一合半」「二合」「二合半」「三合」そして「三行半」。
う〜ん?ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!! 三行半!?!?!?

こ、これは大変。
三合以上飲むと三行半もらっちゃうかもよという戒め付きだ。

これは静岡で開催されていた
『登って10合、呑んで一升』今宵堂の酒器展のためにつくられた作品の1つ。

>金剛杖に捺された印は、誇らしげな登山の証。登った目安が焼き印ならば、呑んだ目安は箸置で。
一合、二合と呑み続け、毎日三合過ぎるなら、いつか捺される三行半(みくだりはん)。


いやはや、耳が、目が、心が痛い(泣)。
これまで!? 何度三行半もらった!?ことか。
いや、もらったのではなく、酔怪に変身して周りを困らせたことがあっただろうか。

「目安箸置」をつかって日々の晩酌時間から、酒業せねば。
もちろん、目安の量をきちんと……ま、ま……守って!!!!

「三行半」もらわぬように、気をつけるべし。

 
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作品協力:今宵堂

2929( ̄▽ ̄)b29で元気♪───O(≧∇≦)O────♪

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ノロノロ台風11号。
12号に追い抜かれ、
後ろにはハリケーンから台風に
イメージチェンジした13号にせっつかれ
重い腰をあげて日本列島にやってきた。

日本列島としては
大迷惑な11号である。

飛ばし屋ドーナツ12号が荒らした爪痕の修復が終わっていないのに
その傷跡目指してやってくるのだから
さらにたち悪い。
おまけにお盆休みにぶつかってくるのだから、進行方向の各県の夏祭りは中止や順延。(ー ー;)

まったく迷惑な11号である。

今回のコース、関東お江戸直撃コースではないが、今年の台風の癖は離れていても豪雨や突風、雷雨を起こすので油断大敵だ。

さてこういうとき
無性に食べたくなるのが29! 肉。



A5ランクの牛肉。
肩の部分と教えてもらった。
滑らかで艶っぽい赤み。
口に入れる前の想像という妄想で
胃袋が歓喜の声をあげている。

しっとりとした赤身の旨さ。
ほんのり甘く、柔らかく
噛むとシルクのようにするするっと胃袋へ消えていく。



美味しい肉は野菜とも相性がいい。
蒸し暑い暑気払いにピッタリの
夏野菜は暑さでへばっている身体に
負荷をかけることなく
パクパク箸が進む。



夏野菜でしゃっきりしたら
もちろん29である。
鴨ロースは好物の1つ。
肉厚の一切れを噛むと
ジュワンと旨味が飛びだし
口のなかで飛び跳ねる。



もちろん29ベースであるが
野菜や海藻もバランス良く食べるのが
夏バテ予防d( ̄  ̄)。

岩もずくで酢をいれたら
ちょっとは健康になったきがする(^◇^;)のが、食いしんぼうのいいわけ……だが
コリコリしたちょっぴりこわい岩もずくは食べ応えあり。


さて、
台風11号の影響はどんどん広がり、公共機関の遅延や欠航の情報がどんどん上がってくる週末。
スケジュールどおりにいかないのは
本当にイラつくことだが
命あっての物種。
危険承知の無鉄砲は抑え、天気予報の情報をこまめにチェックが肝心だ。

腹がたったら
美味しいもんを胃袋にいれて
まずは、落ち着こう。

夏バテ予防にもいい美味しい肉、29( ̄▽ ̄)もしっかり食べて♩
元気チャージ!




 
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撮影協力:佐竹
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