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2015 酒ナフキン酒動♪ ー成龍酒造ー

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10代、20代はじめの頃。
とにかく四国という場所から出たかった。
どうにか利用をつけて、外に出ようとした。それからウン十年。
自分の生まれた場所、四国ってこんなに美しく、生活しやすいところだと気づいた。

2015年。1月。
今年も酒ナフキンの活動を酒動(始動)する。

目指すはお隣の愛媛県、西条市。
車ではよく通るところだが、ここがどのようなところかを知っているかどうかと聞かれると
四国生まれでといえないほどの知識しか持たぬ。



今回、この地で創業138年という酒蔵、成龍酒造さんに御邪魔することができた。

成龍酒造というと、地元で人気あるのが『御代栄』。
駅のホームでも大きく看板が掲げられ、地元に親しまれている子なんだということがわかる。
『伊予賀儀屋』といえばピン! とくる人が多いのではないだろうか。



首藤英友さんと知り合えたのは、2年前に手がけていた『bacchante』(休刊中)のインタビュー。
故郷の隣県にこんな人がいるんだーと知ったとき、やっぱり四国ってええとこやと思えたものだった。
「蔵に御邪魔しますー」と約束してはや2年。口ばっかり麹だったあんぽんたんは、2015年新春。ようやく蔵に潜入することができた。

成龍酒造の造りは少数精鋭部隊。
杜氏の織田さんと首藤さんの弟の敏孝さんが中心となって精を出している。

今回、御手伝い(という名の邪魔)させていただいたのは
洗米&侵積、そして水切り。



今回洗米している酒米は『伊予賀儀屋 無濾過 純米吟醸 黒ラベル』で使う松山三井。
大粒の酒米でありながら、米の旨味をしっかりともつ酒米で、
精米機にかけたときにも砕けにくく、精米歩合を極限までに高められると評判よし、品質よしの愛媛原産の品種だ。

この松山三井を50%精米したものを洗米するのだが、
洗う前から白い。
まあ、米だから白いのだけど、まるまるっとした米がかわいらしい。
水流で洗う洗米。
水は蔵内にある井戸水で勢いよく洗う。
地下水だからかなり水温が高く感じる。
平均13〜15度だと教えてくれる首藤さん。滑らかな地下水は造り作業の蔵内のなかでホッとできる存在だ。(風が吹くと寒いけど)



1分半かけて入念に酒米を洗うと、はじめにみたときより一段階トーンがあがったような白さに。
そしてその酒米をハンギリの桶に決めた時間、侵積させる。



ピピピ、ピピピとアラームが鳴ると同時にハンギリから酒米をだし、水切りをするのだが、
ここがまさに思わずえええ!っという方法を目にすることとなる。
水のしたたる酒米袋をもって、時計の振り子のように左右に振る、振る、振る。
水気が飛ばなくなった頃合いをみて、水飛ばし専用機器にいれ、さらに水気をとる。



「この機材をいれる前は全て人海戦術でしたよ。水気がきっちり飛ぶまで右に左に。コツさえ使えば酒米の重さを利用して振れますよ」という笑顔の敏孝さん。



い、いや、笑顔でいっているが、絶対大変やろおおおおお! と酒呑みの本能が騒いだ。

やってみます!?と この振り子水切りを3袋ばかり手をだしたが、
脂肪だらけの二の腕が悲鳴を「無理よ、無理、無理」と泣き出す。
3袋全て、敏孝さんのチェックがはいり、OKにならず。敏孝さんの振り子打法が加わってようやく機械へ。

や、役にたたぬ麹……。

米の水切りひとつ、手が抜けぬのが酒造りの難しさ。気をぬくところがないのが酒の世界なのだ。

酒米は一袋10キロ。
それを1回に約300キロ、洗米し、侵積、水切り作業が行われる。
酒米はひと晩、しっかりと乾燥させ、
翌日、蒸米となり、酒造りの工程が進んでいく。



「助かりました」といってくれるお蔵の皆様。
なんて心優しい方ばかり。うっすら涙ならぬ、涎がでているのを見てか、首藤さんの「試飲ですよね(笑)」と嬉しきご案内。



モーチーローンと作業場を後にし、スキップしながらお店のほうへ。
ここは首藤さんがインタビューのとき「地元の人との交流の場になるような空間にしたい」と話しをしていた酒蔵リノベーションZONE。
酒蔵から伝えたい思いや故郷の魅力を発信したいといっていた場所は
明るく、桶の蓋のテーブルや暖かい灯りと共にゆったりと音楽が流れ、
御近所さんが暖簾をくぐっては、集う空間になっていた。
KIDSスペースもあり、親子連れで楽しめるという心くばりはまさに四国のお接待の心、ここにあり!である。



こちらで今回試飲させてもらったのは9本。
『伊予賀儀屋』から『御代栄』に梅酒に貴醸酒。そしてブレンド酒(非売品)。

「完飲しなくてもいいですからね」(首藤さん)

そ、そんなに飲みませんから(汗)。
といいつつも、全部チビチビ飲んだ後、お気に入り子を何度も注いでいたのは間違いなし。



『伊予賀儀屋 無濾過 味口本醸造 青ラベル』がやっぱりお気に入り。
食事と一緒に無理なく飲めるというのが『伊予賀儀屋』のいいところ。
なかでもこの本醸造は米の旨味をしっかりと保ちつつ、喉越しはスッキリとしており、口に含んだ時と喉越しを通るときの幅の大きさが楽しめる子だ。
常温ではじまると、いつまでもゆるゆる……ズルズル……。あっという間に気化してる !?という魅力をもっている。
まさに「こいつはいけねえ!?」と酒呑みは大喜びする子である。

試飲という名の呑みタイム。ちょっとのつもりが小一時間強!(居座りすぎか?)
もちろんかなり酔い気分♪
酩酊する前に(ここ重要)お気に入りの子達を数本チョイス。
梅酒も1本(これは賄賂として、うちの親用)。

蔵に御邪魔したときより、荷物が増える酒ナフキンは今年も健在である。

成龍酒造さんの蔵開きは春と秋。
蔵開きのときのみ出荷する子は貯蔵庫にお行儀よく眠っていた。
こ、これは呑まなくては! 酒呑み根性に火が灯る。
昨年はなんと1000人超えの蔵開き。さすが人気蔵、成龍酒造!
地元はもちろん、四国、いや全国に成龍酒造ファンが増加中の証。
米の旨味が100%以上いきた味を醸す、旨し酒。
成龍酒造をはじめ、
四国にはこれは!という酒蔵がまだまだぎょうさん(多く)ある。



さ、次はどこの旨き愛しき子に会いに行こうか。
2015年、酒ナフキン、酎ナフキンは始まったばかり。


 
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DATA)

蔵名:成龍酒造株式会社
住所:愛媛県西条市周布1301-1
URL:http://www.seiryosyuzo.com/index.html
備考:次回の蔵開きは春! 詳しくは蔵のHPで確認を♪

七草で無病息災

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1月7日。

人日の節句である。
この日の朝に、7種類の野草が入った粥を食べるというのが七草粥だ。

七草はもともと秋の七草を指すものだが、小正月1月15日も「七種」も「ななくさ」と読み、さらに7日正月のものも七草と記すことから本来の意味がわからなくなったが、七草を食すという風習だけが今日まで残ったとされる。



この時期の七草は「春の七草」。
季節は冬であるが、新春。
春である。


せりになずな、ごぎょうにはこべら。
ほとけのざ、すずな、すずしろ。

この7種類の野草は
ビタミンもミネラルも多く
アクは少ない。
苦みには、様々なポルフェノールがあり、生活習慣病を引き起こす抗酸化作用や炎症を抑える。

「お正月の食べ過ぎ飲み過ぎで弱った胃腸を癒す」といわれるのも、この効果からであろう。


今年の抱負は「健康」。

朝に粥は食べなかったので
昼に七草のペペロンチーノでリカバリー。

無病息災を祈る春の七草。

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、
ほとけのざ、すずな、すずしろ。




せり、なずな、五橋、はこべら、
ほとけのざ、すずな、すずしろ。


( ‥) ン?( ‥) ン?( ‥) ン?

せり、なずな、五橋、はこべら、
ほとけのざ、すずな、すずしろ。

……ま、いっか。


 
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撮影強力:Ristorante tono;4122

新春のご挨拶

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寒の入りの5日。
2015年の仕事始め日だったところも多いだろう。
仕事はじめは居酒屋&飲食店も同じ(店による)。
今年も通う馴染みの場所へ。



暖簾をくぐると見慣れたママの顔。
カウンターの大将が顔をあげる。

「あけましておめでとうございます」

お二人同時に新年のご挨拶をいただいた。



大将の目利きで選んだ食材が
今年も美味しそうに調理されて目の前に並ぶ。



おお! なんと春のてんぷらがメニューに。



なんとふきのとうも(o^^o)発見。
しかし、今季のこの寒さ。
雪の下に生えてきている……のは、まだ早いはず。

ハウスの子なんだろうなあと思いつつも
やっぱり春の山菜があると、心がぽかぽかしてくるようだ。
ほのかに感じるえぐみは
うーん(≧∇≦) 最高。

年齢を重ねた分だけ
うまさ広がるえぐみかな。




こちらは
野菜、魚、肉ジャンルとバランスよく、美味しい料理となり楽しませてくれる。
季節の旬をきちんと感じるどの料理は
繊細な味覚をさらに高めてくれるものばかりだ。



鴨料理も店の人気メニューのひとつ。
男女年齢問わず、必ず注文される。

弾力ある肉を噛むと浸みだす旨味に
頰があがった。

お年賀酒として頂いたのは
出羽桜の樽酒。
グラスから木樽の香りが静かにのぼる。
馥郁かつ豊かで滑らかな優しい味わい。
甘さを押さえた爽やかさをみちながら、熟れた感じがあるのは高精白米使用によるものだろうか。
ふくよかさがとにかく楽しめる美味しい子だ。


「本年もどうぞよろしくお願い申し上げます」。

笑顔で見送ってくれる大将。
姿が見えなくなるまで手を振ってくれるママ。

こちらこそよろしくお願い申し上げたい、大切な場所である。


 
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撮影協力:佐竹

ふるさと祭り東京 2015 

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お正月の余韻がまだ漂うなか、
東京ドームでは毎年恒例の「ふるさと祭り」が開催中である。
(http://www.tokyo-dome.co.jp/furusato/)



ここ数年、このふるさと祭りに行くのが楽しみにて。
今年ももちろん参加である。
開催期間は9日間。大体平日を狙っていくのだが、
今年は三連休に参加して……みたが、甘かった。
会場に入るまでの入口に到達するまで約1時間。人人人の大波小波。お行儀よく並んでいるけれど、さすがに人酔い状態。

なんとか会場内にはいったら、今度はここでまた人人人の垣根にて。
ふううううううう。お目当てのZONEにいくまで、汗だくとなる(これは毎年)。



もちろんお目当ては
夕刊フジさんブースの『日本全国 地酒バー』。
今年は日本各地16蔵の子が集い、総勢61銘柄が呑める。
1杯300円。専用カップにたっぷり注いでくれるのが、呑み助心をくすぐるねえ。

ここでお得なのはセット。
A、B、Cとあり、2銘柄呑めて500円。
それぞれテーマがあるので、自分好みセットを選べばいい。



今回は我が故郷の旨酒、川鶴酒造の川人さんが初参加!ということで
応援という名の呑みタイムである。
もちろん、お得なセット購入で。
川鶴酒造「讃州オオセト70限定直汲無濾過生原酒26BY」をGET。

爽やかな吟醸の香りがまず鼻をくすぐり、
口に含むと優しさのなかに豊な旨味がひろがる
米の味がしっかりと感じる、呑み飽きない子。
それでいながらキレも良く一口ごとにボリュームが讃岐の山々のようにぽこぽこっと膨らんでくる。
くぅうううう! たまらんね〜。


毎回、地酒ブース前に座れる場所があるのだが、設置の問題からか、今回はそこがない。
こ、こいつは困った。宴会ができないじゃないかー(←その考え間違ってる!?)。
ということで、見いだしたベストポジションが
隣のふるさと会場の一番左端の一番前ベンチをGETすること。
そうすれば、のんびりお酒をたしなむことができる。(結局どこでも宴会はじめるのが呑み助魂)。



ふるさと祭りには日本全国からうまいもんが集っており、
そちらも見逃すことができない。
できれば、うまいもんをGETして、地酒バーの日本酒で乾杯するのが最高だ。
(空きっ腹でお酒飲むと危険危険)。



四国の酒には四国のもんとの相性はいい。
宇和島の天ぷらをくわえながら、川鶴ちびり〜♪  

ほろ酔いになっていると、なんと舞台で青森のねぶたのはねと軍団がやってきた。


ラッセラーラッセーラー! ラッセラッセラッセーラー♪
ラッセラーラッセーラー! ラッセラッセラッセーラー♪



いやああ、これぞ祭り。
お囃子のリズムとかけ声で気持ちが高揚させてくれ
お隣ご一緒に、そおれ! とかけ声かける。


ラッセラーラッセーラー! ラッセラッセラッセーラー♪ラッセラーラッセーラー! ラッセラッセラッセーラー♪
テンションがおおいにあがり、絶好調。

ふるさと祭りは18日、日曜日まで!
お祭り好きにはたまらない、イベントである。



追伸:地酒バーでの蔵元参加は日によって異なるので、誰に会えるかはふるさと祭りに参加してのみぞわかるということで♪ 


 
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旅は道連れ世は情け〜♪

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人は孤独なものである……と誰がいったか知らないが
人は孤独であろう。
だから、人は人と語らい、そして共に歩む伴侶や恋人、そして親友と出会うのである。

さて、酒呑みも実は孤独な生き物である。
ひとり呑みは自由であり、自分のペースで楽しめるという魅惑的な要素があり、
孤独でもいい、ひとりで飲ませてくれーというシーンも多々ある。

反対に、酒呑みは仲間意識が強い生き物である。
飲んでいる人を見つけたら、目尻がさがり、頬があがる。
な•か•ま♪ 発見!の瞬間だ。



な•か•ま♪と旅をするときは、時間に関係なく、必ず始まるのが
「乾杯♪」である。
それは朝一番でも深夜でも同じ。
電車が動きはじめたら! 乾杯の合図。
プシュ! と馴染みの音が車内に響く……。
周りの人は思わず振り返り、あわてて目をそらす。まるで見てはならぬものを見てしまったのかのように(苦笑)。

呑みはじめは、周りの目も気になっているが、
ウルトラマンタイムをすぎるとそんな視線もか•い•かーん♪
ビールに日本酒、ワインとそれぞれ持ち込んだアルコール類をな•か•ま♪と共有して、連帯感は増し増し。



旅は道連れ世は情け〜♪とはよくいったものである。

朝の時間であるが、
世情話から色恋話、そして極めつけはそれぞれの武勇伝と会話は宵の口の居酒屋だ。
酔ってなければ話せぬことも飛び出す飛び出すパンドラの箱。
もちろん、酔いででた話の流布は御法度が暗黙のルールである(笑)。



移動居酒屋は目的地に近づくと、誰ともなく終焉モードに。
燃えるもの、瓶類、ペットボトルときちんと仕分けし片付けをはじめる。
楽しんだ分、立つ鳥跡を濁さずということである。

移動居酒屋は乗るものによってネーミングは変わる。
新幹線であれば、居酒屋新幹線。
特急◯◯であれば、居酒屋◯◯。
在来線でやるのであれば(対面座席でなく、ボックス席がいいだろう)居酒屋電車となるのであろうか。

ちなみに電車で飲む酒呑みは‘呑み鉄’と呼ばれている。



※電車で飲むのはいいが、周囲の迷惑になることはやめましょう。
大きな声でしゃべったり、騒いだり、暴れたり(捕まります!)、ゴミを散らかしたり、からんだり(捕まります!)するために移動居酒屋があるのではありません。

※朝昼飲酒というのはかなり身体に堪えます。自分の体調を十分に気をつけて、無理は禁物。普段、飲める人でも朝昼酒は酔うことが多いです。

※空きっ腹は危険です。必ずお弁当や酒のつまみなど、胃袋に食べ物をいれてから、飲みましょう。水もしっかりとって、トイレは我慢しないこと!



 
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食い倒れの夜 in toba

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「お残しはゆるしまへんでー」
某アニメ番組の有名なフレーズである。

美味しいものを残すなんぞ、食いしん坊の風上にもおけぬ〜という気持ちだが
今回だけは白旗をあげた。

三重県鳥羽。
鳥羽湾のすぐ近くにある一栄は、鳥羽っ子はもちろん、三重の人なら誰もが「ここはすごい!」と一目を置く店である。
一見、普通の家のような佇まいの外観ながら、店内はカウンターと小あがり、そして座敷をもつ立派な居酒屋だ。入口すぐ側の水槽には近海であがった伊勢エビやホタテに法螺貝がはいっていた。

今回は大勢での訪問なので、一栄コース。
ここは本当に食べきれないから、2品ほど省いてもらったという言葉を信じて、
出てくるお料理を今か今かと待つ。
グウウウウっとお腹の虫が鳴きだしたと同時に、でてくる料理。



先付には、ぷっくりと肉厚のふくだめ(とこぶし)を含んだ3点盛。
卵いっぱいの白子だけで数杯いけてしまう♪



小鉢にはいっていたのはなんと!真珠の貝柱だ。
真珠の貝柱は数も少なく、貴重なもの。
ましてや新鮮な状態で食べられるのは現地ならではの食といえよう。
コリコリとした食感にまろやかな貝柱の味は、味わったことがない美味なる味。
酢みそなどで食べるのが主流らしいが、今回は若布の味と貝柱だけというシンプルさ。
食材の味の凄さがダイレクトに口のなかで踊りだす。



煮物には白身魚のメバル。
現地では「ワガ」と呼ばれ、幼魚の頃は、ハッとする目の大きさから「ハットメ」いう名称らしい。
地魚らしいネーミングのほうが旅情の雰囲気も増すもの。
じっくり煮込まれたメバルは箸ですくうとほろっと身がとれ、猫もまたがぬくらい綺麗に食べられる。
このメバル煮は地元では頭や骨に湯をかけて取り損ねた身を綺麗に飲み尽くすそうで、
その飲栄養満点なスープから「医者いらず」とか「医者ごろし」といわれている。
このスープを白飯にかけて食べたーい!!! と思ったのは自分だけではあるまいて。

いつものペースで順調だったのはここぐらいまでだろうか。
そう、噂の凄いものがここから次々とやってくるのであるが……
綺麗にメバルを食べているときには、そんな悪夢!!をまだ誰も知らない。



出て来たのは大きな伊勢エビの活き造りも入った刺し盛。

伊勢エビが両はさみをふりあげて、抵抗をみせるものの、
そんな様子を横目でみながら、まずは伊勢エビのぷりっぷりの身をパクリ。
甘く柔らかな食感に目がなくなるー。



ホタテに金目鯛の炙りも絶品。



食べても食べても減らぬ刺し盛り。・・・(゚_゚i)タラー・・・

き、きたああ。食い倒れ時間のはじまりーーーーーーーー。



脂ののったトロも口にいれたとたん、瞬間に溶ける。
人数分あるはずなのに、皆、食いしん坊のはずなのに、
へ、減らない! この刺し盛り。



∑(; ̄□ ̄A ∑(; ̄□ ̄A ∑(; ̄□ ̄A ∑(; ̄□ ̄A ∑(; ̄□ ̄A 胃袋がそろそろイエローカードをだしそうな予感。
∑(; ̄□ ̄A はいらなーいぞーって∑(; ̄□ ̄A

ここで終わりでないのが、伝説といわれるこの店の秘密。



海老フライだが見慣れた形でない海老フライ。
アジフライのように開いた海老を揚げたもので、これがけっこうボリューミ。
そしてお腹がいっぱいになりつつある時刻に出てくるのだから、
(>▽<;; アセアセ(>▽<;; アセアセ(>▽<;; アセアセ こりゃ、困ったちゃん。
といいつつも、一栄の海老フライは誰もが食べておけというメニュー。
もちろんしっかり食べる!( ̄∇ ̄)b
そして気づく。自分の胃袋がギュウギュウ状態ということに。



優しい出汁にほっこりできる茶碗蒸し。
お腹いっぱいでもつるりと入る味わいは北風の冷たさも忘れさせてくれる。
身も心も温めてくれる茶碗蒸しにのんびりしていると……

き、きたああ。次なる刺客。



答志島の法螺貝の刺身。
山岳修行を行う山伏の必需品である法螺貝。貝付きの刺身って初見かも。
しかも立派すぎる法螺貝に比例するように、
刺身もおおぶりにカット。
o(>回< ) o(>回< ) o(>回< ) o(>回< ) o(>回< )
胃袋はすでにレッドカード。
脳みそも「ヤバしヤバし」とピコンピコンとカラータイマーが鳴りだした。



そして焼きホタテが登場。
 ( ̄~ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄~ ̄;)
く、口が開かぬ。
箸がのびぬ。
くぅううううううううううう。



そして〆のイクラご飯。
こ、これが伝説のイクラご飯!
そう、どんな大食いでも10人中9人はみてるだけーのイクラご飯……なのである。
もちろん、お腹がはちきれんばかりの状態となり、
一口も食べられない、食べきれないという脱落者が出る瞬間なのである。

「あらあら、みなさん。お腹の具合はいいんですか?」とお店の方の声に
うつろな目で答えるチャレンジャー達。

〆に椀が出るということで、伊勢エビが回収された。



椀を待つこと数分。
待てば待つほど、胃袋はまんぱんになり、座っているのも苦しい。
もはや何もはいる隙間のない胃袋。
それでも椀は(  ̄0 ̄)■飲む!
伊勢エビだもの!
贅沢に八丁味噌のお味噌汁だもの(実のところ、八丁味噌とは相性悪いが、一栄の椀は美味しくいただけた♪)。

ボリューム満点の地元で捕れた旬の魚介を贅沢にふるまってくれた一栄のひととき。
テーブル周りにははちきれんばかりのお腹を抱えてうつろな食いしん坊が横たわる(汗)。

今回のコース。完食できたのはわずか2名(男女1名ずつ)。

メニューは2品省いても食べきれないということが判明したいま、次は何を省くかと
そこでまた悩む食いしん坊なのである。

※さて問題です。
どこから食べることができなかったでしょう。

1番: 法螺貝刺身
2番:ほたて貝
3番:イクラ丼

「お残しはゆるしまへんでー」
某アニメ番組は戦国時代の忍術学園のストーリー。
一栄のある鳥羽は三重県。三重には伊賀忍者の里でもある。
やはり聞こえてくる(。>ω<)ノ(。>ω<)ノ「お残しはゆるしまへんで」の言葉は
此の地ならではの幻聴か。
次回はクリアーしてみせる! とリベンジを決意する食いしん坊である。



 
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DATA)
店名:御料理 一栄
電話:0599-25-2885
住所:鳥羽市鳥羽1-22-21
営業:17:00~23:00(L.O.22:45)
休   :水
URL:http://www.toba.gr.jp/102/post_689.html(鳥羽市観光協会URL)
備考:コースだけでなく、アラカルト料理も豊富。カウンター上の大皿料理も人気高し

イワシで鬼は外 福は内

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「鬼は外、福は内」



節分は本来「季節を分ける」暦で、季節が移り変わる節日を指し、
立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日に、1年に4回あるもの。
なかでも立春は1年のはじまりとして、最も尊重し、それから節分は春の節分のみを指すようになった。

立春を1年のはじまりであり、新年であったので、その前日の節分は大晦日。
平安時代、宮中では大晦日に陰陽師らによって
旧年の厄や災難を祓い清める「追儺」という行事が行われていた。

実は私達が「鬼」だとして面をつけるあの形。
もともと鬼でなく、この追儺の行事の方相氏の顔(面)だったといわれる。


@京都、吉田神社の追儺の行事絵。

この方相氏の面があまりに恐かったので、庶民が鬼と勘違いし、追い出される鬼となったのだ。

豆をまきだしたのは室町時代。
豆をまいて悪鬼を追い出す行事に発展し民間に定着した。

豆と同時に節分に欠かせないのが
柊とイワシ。

節分の夜に出没するとされた鬼、邪気は柊の葉の棘によって、鬼の目を刺し追い払い、イワシの頭の匂いが鬼が嫌いなものでこれらを戸口に刺していると鬼が近づけないとされた。

節分の夕刻、柊の枝にイワシの頭を刺し出口に挿し、
邪霊悪鬼の侵入を妨ぐ風習は主に西日本で行われている。
さらにイワシを焼くことでその臭いと煙で邪気を追い払うといわれている。

ここまで効果が強いイワシ。
だったら食べたら、体のなかの邪気も追い払ってくれるはず。
「イワシの頭も信心」という諺があるように信じるものは救われるということであろう。



鬼も追い払うイワシ。
栄養も優れもので、青魚に多い不飽和脂肪酸のEPAやDHAが豊富に含まれており、これらの不飽和脂肪酸は血中コレステロールを下げ、血液をさらさらにする働きがあり、脳血栓や心筋梗塞の予防をするといわれている。
DHAは脳細胞を作る材料。
脳や神経の働きを良くする作用を持っており、子供だけでなく大人にとっても必要な要素だ。
さらにカルシウムとその吸収を高めるビタミンDやは成長を促進し細胞を活性化させるので、子供の成長期には欠かせない食材だ。
イワシの栄養豊富さは昔から知られており、節分の風習も健康に過ごす先人の教えがこめられているのだといえよう。

邪気を追い払い、健康に過ごすためにも
恵方を大事に

「鬼は外、福は内」

 
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歳の数だけ

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歳の数だけ食べる豆。 今年は長崎県五島列島の小値賀の島の落花生( ̄▽ ̄)b。
歳の数だけ……食べたら 間違いなく 鼻血ブー
小値賀群島の落花生は美味しいと 昔から有名。 なかでも納島は島の人でも手に入らぬという幻の落花生。 どうしても島の落花生が食べたい! という要望に応えて、ここ数年、小値賀島の落花生を商品化して発売し始めた。
ミネラルたっぷりの肥沃な赤土で育った落花生を 島に吹く潮風と降り注ぐ太陽の日差しでゆったりと時間をかけて天日干しすることで 甘さとコクがギッシリ詰まった味になった。 落花生商品を作っているのは小値賀町担い手公社。 一つ一つほぼ手作業で地道かつ耐久が伴う工程は、食いしん坊として思わず手を合わせてしまう。
昨年末にリニューアル創刊した『島へ.』vol79 で、小値賀島特集で紹介中。 (http://www.kaifusha.com)。 ポリポリと一粒一粒、口の中に消え、手が止まらない止められないかっぱ◯びせん状態に。 あっという間に空になってしまった。 美味しく、しかも邪気払いしてくれた小値賀島の落花生。 食べ過ぎないように気をつけなければ(^^;;。   ↑新しく登録中です。こちらもぽちっとよろしくお願いします。by gon麹

クエを食え〜♩

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冬になると生き物は寒さ対策として 体に脂肪をつける。 まあ、人は一年中、脂肪をつけているが……。 冬が旬の魚は本当にうまい! 今でも一番記憶にしっかりと刻まれているのが、新潟の佐渡で食べた寒ブリだ。 あの味は生涯忘れることはできぬ。 さて美味しい記憶のなかにやはり冬の味として出てくるのがクエである。
クエはスズキ目のハタ科に属する大型魚で、高級魚として扱われる。 グロテスクな見た目でありながら 味は天下一番といえるほど 旨みたっぷり。 ぷりんとした身を噛むと じゅわんと広がる甘み。 冬に備えた脂も上品かつ、次なる身を食えと♩誘ってくれる。
クエは刺身もいいが、焼きに煮付け そして鍋は最高だ。 今回は頭があるとのことで 頭焼きに。 やはりグロテスクな表情に一瞬ビビりつつも 骨以外は皆ペロリ。 目の玉裏のトロリとしたゼラチン部分は まさに珍味のほかあるまいて。 暦のうえでは立春すぎたが まだまだ冬まっさかり。 脂ののった魚が美味しい時期は まさに今! 食べなきゃ損損、食いしん坊である。 クエを食え〜♩クエを食え〜♩ ※企画の庭「居酒屋で旬を食べる」でクエを紹介。 http://www.soratobuniwa.com/epicure/syun/syun-index04.shtml   ↑新しく登録中です。こちらもぽちっとよろしくお願いします。by gon麹

庄内地方の冬の味「塩納豆」

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山形県庄内の冬の伝統食の一つ。
塩納豆。






塩納豆には納豆に麹、昆布、塩と栄養豊富だと、様々なメディアで取り上げられている。

塩納豆がつくられるようになったのは日本三大急流のひとつ、最上川が関係している。





最上川が流れる庄内地域と最上地域の一部の地域では昔から納豆の生産が盛んだった。
郷土料理としても庄内地域の「塩納豆」、最上地域の「納豆汁」と有名だ。

米どころ庄内平野は誰もが食べると「うまい」と絶賛する庄内米の産地。
昔から米作りが盛んで、これは最上川を源流とする河川から運ばれた肥沃な土壌の恩恵によって稲が元気に成長する。



米とともに植えられたのが大豆だ。
なぜ大豆が生産されたかというと、稲の田んぼの畦を強くするため、畦に大豆をまいた。
大豆の根がしっかりと畦にはぜ混んで、さらに水田と水田との間に土を盛り上げることで大豆の苗が防風林の役目をしつつ、外に田の水が流れないように考えられた。

大豆は梅雨時期に成長し、秋になると収穫。米の成長とほぼ同時進行なのである。

収穫された大豆は、晩秋から冬の保存食になり、各家庭で大豆で味噌や醤油、納豆を作っていた。

納豆は味噌や醤油に比べ日持ちしないため、納豆に塩を混ぜて保存が利くようにしたところ、これがこの上ない味わいとなり、ここに塩漬けにした納豆「塩納豆」が誕生したのである。

各家庭で工夫し昆布や米麹などを入れることでより食べやすくするアレンジが施され、今の形となった。





トロッとした米麹の粒のやわらかさはまるで甘酒。まろやかな塩味にほのかな甘みが漂い、昆布の旨みもしっかり広がる。炊き立て御飯にかけるとズルズルっと箸がすすむ。パスタなどの具にもいいψ(`∇´)ψ。ずぼらに最高の食材。
あっという間になくなる。

でも大丈夫。
「どこでも作れる」と、
つくり方を教えてもらった。

材料は納豆1パック。
塩こうじを大さじ2杯。
カツオ出汁。ここはめんつゆでもいい。これを小さじ2杯。
昆布をひとつまみ。
水を20cc。

つくり方は納豆に塩こうじ、カツオだしと水を容器に入れ混ぜる。
昆布は、はさみで細かく切ってから混ぜると粘り気がでる。
これを冷蔵庫で1日寝かせて完成。
2~3週間程度で食べきること。


 
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バレンタイン

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今年のバレンタイン。
チョコをもらってしまった(o^^o)。
しかも綺麗なお姉さまからひとつ。



笑o(^▽^)o CAからのプレゼント。
なんとも粋なチョコに
いい気分。

今回向かったのは






美味しい空港、庄内空港。
キャッチコピーに思わず
「壁に噛み付いたら美味しいんかいな」
と普通に考えていたのは

登場前に生大を呑んでいたからでは

ないψ(`∇´)ψ。


スナフキンはやっぱりいいねえ。
次はどこ行こうかね。
もちろん搭乗前は

一杯は お・や・く・そ・く!





 
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よりどりみどりでおいしいけん!

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香川県はうどん県。でもうまいものはうどんだけではない。
ここ数年、うどん以外のものも楽しんでいる観光客も多い。

それが骨付鶏。



鶏の骨付もも肉丸ごと一本を焼き上げた骨付鳥はうどんの次の香川の新名物として人気がでた。
発祥は、香川県のほぼ中央に位置する丸亀市。昭和27年、丸亀駅近くの居酒屋のご夫婦がハリウッドの映画を観にいったとき、映画の中でローストチキンにかぶりつくシーンをみて、「こんなに豪快に食べる料理は面白い」と骨付鶏を提供しはじめたという話しがある。
たっぷりとスパイスを利かせ、皮はパリッと中はジューシーに焼き上げた鶏。
豪快にかぶりつくスタイルは瞬く間に人気となり、骨付鶏は地域に根付くことになる。

今日では居酒屋はもとより、専門店ができ、
テレビや雑誌で取り上げる回数が増えるたびに、「香川にきたら骨付鶏を食べないと」という観光客の数も多くなった。

さて、ここまで骨付鶏を出す店が増えると、探したくなるのが
本当に美味しい骨付鶏をだす店。
店舗によって焼き方からタレなどが異なるから、これは食べ歩くのが一番なのだが……


地元に人気のある場所が一番旨い! という黄金の法則を利用しない手はない。
その情報を手に、出かけたのが高松の寄鳥味鳥。



香川の中でも老舗の骨付鳥専門店で、注文をうけてら鶏を焼き上あげる。
素材にも厳選したものしか使わない。
朝びきの新鮮な鶏足オンリーという徹底ぶりで、質は間違いなし。
オーブンの火加減を調整し、その鶏が一番おいしい状態で出す。
味付けもスパイシーかつ辛すぎないのが大人も子供も大好評。
注文して目の前にでるまでおよそ20分〜30分。
注文がいっぱいのときほど出てくるのは遅い。



そんなときはカウンター上の大皿料理や他の料理に箸を伸ばすのがここの定番スタイルだ。
なかでも魚の行商人「いただきさん」から買い付けるあじの南蛮漬けは根強いファンを持つ逸品。



素朴なポテサラは骨付鶏の箸休めにもなる。






待つこと20分弱。

目の前に現れたのは親と若。(店によっては若を雛というところもある)
骨付鳥には2種類あり、
親どりを“おや”、若どりを“わか”という。
“おや”はしかっりとした歯ごたえが特徴的で味わい深く噛み応えも充分。
鶏肉本来の風味が噛めば噛むほどにクセになるツウの味。
“わか”はふっくらと柔らかい肉質で食べやすいのが特徴で、食べやすく女性や子供に人気がある。
もちろん自分は……歯が弱いので“わか”。いかんせん、“おや”を噛みきる自信がないので仕方なし。
“おや”は食べやすいようにハサミ付なので、小さくカットして食べられる。

この骨付鶏に合う飲み物でビールのはあたりまえ。
やはり、ここで合わして飲みたいのは



香川の酒蔵、川鶴酒造の『讃岐くらうでぃ 骨付鳥』。
微発砲の濁り酒。口当たりはまるでカルピスである。
この銘柄が世の中にでたときは、さすがにぶったまげたのを覚えている。
アニメチックなラベルに!!!と二度見ならぬ三度見した。
甘いラベルでありながら、造りは面白い子である。
通常の麹の3倍使用し、焼酎などで使う白麹で仕込むなど、コクと酸味のバランスは抜群。
それでありながら飲みやすいのはアルコール6%という低アルコールということもあるだろう。
甘酸っぱさは女子ウケ間違いなし。
いや、それ以上に、鶏との相性が抜群である。
しゅわっとした感覚を感じたあとに伸びる余韻はクリーミー。
生で飲むのもいいが、ここは氷をいれてロックでキリッと引き締めて
飲むのが美味しいというのが蔵元談である。

骨付鶏を頬張りながら、皿に落ちた肉汁は副菜のキャベツですくって……
とにかく香ばしさとジューシな肉汁にまみれ(カロリーは気にしない、気にできない)。

それでも美味しいものは食べなきゃ損々。
鶏にはコラーゲンたっぷりなので、美肌&健康にも良き逸品なのだから。



 
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DATA)
店名:寄鳥味鳥
住所:高松市兵庫町1-24
電話:087-822-8247
営   :17:00~23:00(22:20L.O.)日17:00~22:30(21:50L.O.)
休   :土
備考:親どり880円、若どり880円。人気店なので予約がベター。

大口あけて軽く酔い〜

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「酒呑みは辛党ですよね」とよくいわれるが、自分は甘いものも好きである。
根っからの食いしん坊というべき大食感なのだろう。
さて、そんな両党も喜ぶものがある。



餡たっぷりのどら焼き。

ただのどら焼きと思うなかれ。
このどら焼き、酒好きだったら「うぉおおおおお。酒滴(素敵)♩」と雄叫びをあげること間違いなし。



一口噛みつけば、じゅわじゅわんと染み出てくるブランデーのか•お•り。
どら焼きの生地にたっぷり染み込んでいる洋酒の正体はV.S.O.P.である。
高級ブランデーV.S.O.P.の芳潤な香りが口から鼻に、口から胃袋にと身体中に浸透していく感覚は
間違いなく、酒を飲んでいる状態。
その香りのなかに餡の上品な甘さがしっとりと流れていく感覚は両党には「ブラボー」と叫ばずにはいられない。

このどら焼きを作っているのは、新宿曙橋に本店を構える和菓子処、大角玉屋。
創業大正元年(1912)という歴史をもつ和菓子処は、元祖いちご大福を生み出した場所として
和菓子ファン、餡好きにとって聖地ともいうべき存在である。

ついつい、いちご大福をメインに訪れるが
実はどら焼き人気もかなり高い。
「男性の和菓子ファンが多くなるかなと思っていたら、意外や意外、女性客が多かった」という三代目大角和平氏。
ひとつひとつしっかりと生地にV.S.O.P.を染み込ませているのだが…
「全て同じ容量を染み込ませているんだけどね、お客さんが、これは軽い!こっちが重いと、ひとつひとつ手にとって選ぶんですよ」。
という人気ぶりのどら焼きなのである。

※買うときは、自分の手を秤に、ずっしりくるものを手にいれるべし!

酒席のお•も•た•せ•として多く求める人も多いそうだ。
高級ブランデーV.S.O.P.たっぷりという贅沢さ。



粒餡の食感も楽しみながら、軽く酔いしれていい気分。
大食感も大満足の逸品は確実に辛党も甘党もファンになる存在といえる。

本日も大口あけて美味しくいただく。

 
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DATA)
商品名:ブランデーどら焼き(210円)
店名:大角玉屋
住所:東京都新宿区住吉町8-25(本店)
電話:03-3351-7735(本店)
備考:銀座、四谷、高円寺に支店あり。

春の訪れ

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春のお彼岸の中日、春分の日も過ぎ
本格的に春の暦になった。
気づけば、各地でソメイヨシノの開花宣言があがり
近所の木蓮は大ぶりの花を満開に膨らましている。




春はいい。
モノトーンの景色に
カラフルな色がポツポツと現れたかと思うと、あっという間に鮮やかなカラーの波がうねりをあげて、流れ込んでくる。
夜明けも早くなり、白んでくる空の色がまたいい。茜色になる前の紺紫の空は息をするのも忘れるほど美しく神々しい。




春はあけぼの〜と古の歌姫も詠ったように春の夜明けはいつの時代も人々の心を魅了するのだ。
そんな春を感じつつ、手にするのは極上の一杯。



旬の味を肴に、開栓。

心地よい優しい甘い薫りの香りがたち、口に含むと優しい春風のようにゆっくり流れる。
口のなかで均衡のとれた旨味が伸びしろ豊かに喉奥に突き進むのは呑み助としてワクワク感がとまらない。

杯があくほどの注ぐ酒。
清々しさに溶け込んだ甘みが
春の麗らかさの雰囲気によく似ている。

春はあけぼの〜やうやう白くなりゆく山際〜をみつつ、今宵は何を呑もうかと考えるのは……いつものことである。


 
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撮影日本酒銘柄:成龍酒造「伊予賀儀屋」。

これぞ!酒呑みワッハッハの焼酎会! -東京居酒屋 焼酎楽宴 - 第一回

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日本には素敵な酒文化がある。
日本酒の醸造世界と焼酎の蒸留世界。
異なる造りが同じ国の文化で並立しているというのは、
世界広しといえど、日本くらいじゃなかろうか。

もちろん、酒呑みとして日本酒も焼酎も好きである。
四国で生まれ育ったので、生活圏は日本酒ゾーンだ。
とはいえ、ご縁のおかげか、年に数回、焼酎ゾーンの九州に焼酎を求めて彷徨う、酎ナフキンをおこない、
少しお腹の調子が悪いと、「焼酎湯割りを飲んでおこう」と考える自分にとって
焼酎はある意味、身体の一部になっている。



さて、先週日曜日。東京中央区銀座。都会のど真ん中が焼酎カラーに染まった。
300人の焼酎ファンが集い、45蔵の焼酎蔵元、そして東京の飲食店&酒屋がつどった
東京居酒屋『焼酎楽宴』は満員御礼。

呑み助がちゃんと守るのが始まる時間。
11:30の開店時刻にはほぼみな席についているという優等生ぶりには拍手もの。



焼酎と共に料理は東京の名だたる旨し!飲食店が多く関わっていることもあり、
食材から調理にいたるまで厳選されたものばかり。




おつまみ BOXは奄美の黒糖そら豆に、八丈島のくさやチーズ、福岡の明太こんにゃくに鹿児島のつきあげに有機大根の麦味噌漬け。
そして宮崎の鶏の炭火焼、屋久島のトビウオの燻製、長崎の焼きあご、沖縄のボルトギューソーセージ、そして大分のかちえびという豪華な11種の盛り合せ。(こ、これだけで1時間もつ!)。

300人の焼酎好きが集いし場所はABCと3つのゾーンにわかれ、
1時間ごとに焼酎蔵がそれぞれのゾーンに移動し
焼酎をつくってくれる。



給仕しているのが東京の居酒屋さん&酒屋さんというなんともこの豪華なシステム。
色々な焼酎の会、いや酒の会に参加しているが、
こんな呑み助涎ものの会は未だかつて体験したことがない。




前菜に蒸し鶏の冷製、クラゲ胡瓜の辛味和え。
自分のテーブルはまずは寿福酒造ではじまった。



焼酎楽園の編集長の乾杯と同時に、いや、正確にはその前から飲みだしているツワモノばかりだったが、
とにかく300人。飲むペースが早すぎて、オーダーが処理しきれないというハプニングがありつつも、
20分すぎれば、各蔵元が自分の蔵の焼酎をもってウロウロしはじめ、厨房からくるお酒もストレートたっぷりとなり、テーブルで各々湯割り、水割り、ロックを楽しめるパターンに。

こうなると、どの宴もはじまる、えんやえんやの笑顔の宴会。



点心にはジューシーな焼売と肉汁たっぷりの肉まん。
これはもう芋が合う!と何を飲もうかとふと顔をあげると
目の前に小牧醸造さんがグラスたっぷりはいった焼酎をもって移動中。


他のテーブルの注文だと思うが、
「それ、それ置いてって!」と思いっきり横取りして、我がテーブルで湯割り作りとなった。

宴が始まる前は3時間というと、倒れる人出るんじゃないかという杞憂があったが、
さすがに今回の焼酎好きの300人。倒れる人……いなかった。
これもみな、焼酎愛がなせる心意気であろう。



とにかくくるわくるわ
一升瓶をもって笑顔でやってくる蔵元。
空いたグラスをみつけたら、すかさず、一升瓶が伸びてくるという
椀子蕎麦ならぬ椀子焼酎!状態で
一気飲みはしてはならぬという戒めの気持ちと飲みたい気持ちの狭間で葛藤した人も多かろう。
空いたグラスはないかと飲みつつ、探していたのも事実だ。

焼酎は 芋、麦、米、黒糖etcと色々な原料があるので、ひとくくりに焼酎といっても
まったく異なるものだ。
芋ひとつにしても、芋の種類にはじまり、造り方、貯蔵の仕方、そして飲み方などでタイプが変わるクジャクが羽根を広げたようなすえひろがりの世界である。
さらに沖縄の島酒、泡盛はまた独特の世界をもっているという
焼酎は知れば知るほど奥深く、幅広く、そして探究心をくすぐるものだ。

目の前を横切って駆け巡る蔵元をみながら、飲む焼酎。
こんな光景があっていいのだろうかと思いながら、くぴくぴ止まらぬ時間。
どのテーブルもみな笑顔でワイワイ熱く
明るく楽しい陽気さは
これぞ、焼酎のもつ魅力といえるだろう。
芋、麦、米、黒糖。前菜からメイン、デザートのように飲みわける面白さも
焼酎の凄さだ。



お造りにでていたのは奄美のまぐろ!
酢味噌和えになめろう、オイル漬けと3つの食感が楽しめる。



これに合うよーと教えてもらったのが沖縄の宮里酒造さんの『春雨』。



泡盛なのに! 間違いなく泡盛なのに
日本酒のように思える上品さと艶やかさは飲みやすく
味ののりもハンパなし。




刺身との相性バッチリで、繊細かつ旨味の世界にさらにファンになってしまった。





メインの肉は肉好きにはたまらない! 熊本のあか牛のローストビーフ。



そして茨城の梅山豚の肩ロースの焼酎煮込みだ。
煮物には鴨と姫筍、葱の木の芽餡かけ。

各テーブルに大皿ででてくるので、
そう!ここは食べたもん勝ちという弱肉強食となる。
ぼお〜としていたり、テーブル離れると食べ損ねるというこのカラクリは
何事も実力勝負さ! という焼酎ノリということだ。



麺は上海五目ソース焼きそば。
これ、酔いの頭の片隅につっついた記憶あり。



デザートにはしっとりした生チョコレート。奄美タンカンピール添え。
こういうときは女子だーといわんばかりに3個ぺろりと胃袋にいれたのはここだけの話。



本当に終始笑ってしゃべって居心地よかった3時間。
久しぶりに出会える人も多く、
顔は知ってて名前誰だっけー?という人もいたりと
懐かしい大同窓会のようだった。
会の進行が焼酎女神ことラジオパーソナリティのtamaちゃんこと玉川美沙さんというのも
この会の究極のぜーいーたーくーぶりがわかる。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
tamaちゃんのトークの面白さに
酔い焼酎はどんどんすすむすすむ(^_^;) 恐るべしパワーに
熱い!宴はあっという間におひらきに。



蔵元に酔き酒仲間に集いし、
一日限りの東京居酒屋『焼酎楽宴』。
名残惜しいと思う余韻が強いのも、楽しかった証である。



東京居酒屋焼酎楽宴
主旨:「本格焼酎をもっと盛り上げたい」という熱い想いを胸に
東京で飲食店を営む十数名が力を合わせ、あらたな焼酎イベントを企画。
おいしい焼酎とともに、居酒屋自慢の料理を楽しむ
日時:2015年5月24日(日) 11時半開店(11時受付開始)~15時閉店
場所:Blue Lily 青百合飯荘 中央区銀座4-6-1 三和ビルB2
会費:1万円(事前チケット購入 銀行振込可)
料理:8品のコース料理/参加蔵元45蔵の焼酎飲み放題
定員:300名
SNS:https://www.facebook.com/events/937872086245427/


 
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鹿児島酎ナフキンの始まりは〜美味しい鷄から始まる

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今年は100年に一度という鹿児島の大雨。梅雨前線が南九州に停滞し続けている結果、鹿児島各地で気がぬけない状況になっている。

6月は2回、鹿児島に酎ナフキンで上陸したが、滝のような雨に恐怖は感じたのも事実だ。
東南アジアで経験したスコールの10倍はあろうかという激しさは
自然への畏怖を忘れてはならぬという本能がより強くなった。

とはいえ、豪雨でもお腹はすくのである。
時間もちょうど昼過ぎにて、鹿児島空港近くにある美味しい鶏を食べさせてくれる食楽々(くらら)さんにレンタカーを走らせた。

大雨であろうとさすが食楽々。
駐車場はほぼ満席。
ランチタイムギリギリに入店し、オーダーしたのはチキン南蛮セット。




食楽々は美味しい鶏刺が食べられるよう、毎朝〆た新鮮な鶏刺しを提供するとあって、一番人気は鷄刺しなのだが、レンタカー運転がある以上、飲みたくなるメニューは我慢我慢(ー ー;)である。

長年、鶏肉の販売という専門店ならではの強みか、鷄のレベルは最高クラスのものばかり。

チキン南蛮の鷄も食べ応え十分の大きさながら、柔らかく、そして肉汁がたっぷりで、食べ始めると箸が止まらない。




自家製のタルタルソースもしつこくなく、あっさりめだ。


胃袋満足の食楽々の料理。

鹿児島酎ナフキン、グルメツアーはここから始まる\(^o^)/




DATA)
店名:食楽々
住所:鹿児島県霧島市溝辺町麓6-20
電話:0995-64-1029
営業:11:00〜14:00/ 17:00〜22:30
休:日曜日
URL: http://www.wa-clara.com


 
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伏見の地だからこそできた……廃業から復活、新しき世界を生み出した銘酒

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昔から京都の酒は上方の酒として多くの人に珍重されてきた。
京都、伏見は灘に肩を並べる酒処。
歴史ある酒蔵が今もいくつも存在する。

そのなかのひとつ、『蒼空』という酒を醸す藤岡酒造。
かつて時代の流れにより一度は廃業したが、7 年というときを経て蔵の扉は開かれた。



再開した蔵の大きさは創業当時の1/10。
倉庫としてつかっていた場所を蔵に改造して酒造りをはじめたのが5代目蔵元、藤岡正章氏だ。

藤岡酒造に御邪魔したのは2回。
1度は京都の友人に連れてきてもらい、もう一度きてみたいという思いが縁を結び、
先月、蔵見学することができた。




造りから出荷作業まで全て一人でこなす藤岡さん。
「大変なのでは? とよく聞かれますが、実は一人のほうが効率がいいことも多いのです」という。
蔵の中には約2500リットルのタンクが5本。
仕込みの時期にはこの5本をフル活動させて、旨し酒を醸し続ける。
ひとりだから、全てに目を向けることができ、こだわれる!
これが利点だという藤岡さん。酒米手配から酒の管理、瓶詰めまで自分が納得できる味を追求し、
『蒼空』が生まれたのだ。



そんな『蒼空』を蔵直で飲めるのが、併設している酒蔵BAR えん。
ガラス越しに仕込み酒蔵を眺めることができるカウンターは人気席で、
観光客はもちろん、地元の人の憩いの場になっている。
仕込みの時期は蔵で作業をしている藤岡さんの姿を見ることもできるとか。



春夏秋冬、それぞれの季節に合わせた『蒼空』が楽しめる場所、それが藤岡酒造である。




※マイナビニュースー旅行ーのなかで藤岡酒造を紹介中。京都の旅のヒントにしていただけると幸いです。



 
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DATA)
蔵名:藤岡酒造
住所:京都府京都市伏見区今町672-1
電話:075-611-4666
営業:11時30分~18時00分(酒Bar えん)
休   :水(酒Bar えん)

URL:http://www.sookuu.net/index.html

イノダでビールもさもありなん!

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京都でコーヒー店というとイノダコーヒがすぐ浮かぶ。

モーニングセットとか京の朝ごはんなど、京都らしいと話題にあがるが

呑み助として知っておきたいのが
実はイノダでビールが飲めるということだ。




アンティーク調のメニューをコーヒー、ソフトドリンク、軽食、フードとめくっていくと「ビール」という文字を見つけることができる。

コーヒー屋にビール!?というのも結構驚きだが、イノダコーヒーにビールを置いていることに、呑み助として感動してしまった。

大きさはワンサイズのみで小ジョッキくらい。
アテにピスタチオがついてくる。




イノダらしいと思ったのが、コーヒーのソーサーがビールの受け皿になっていたこと。

違和感ありまくりなのに
平然とサーブするウェイターさんに
思わず「あっぱれ!」と叫んでしまった。

イノダコーヒには
ビールに合うハムサンドとかオムライスなどフードメニューも多い。

今年のように暑いときは
コーヒーを飲む前に
やはり「ビール( ̄▽ ̄)b」といってしまうのは、仕方なし。




もちろん、コーヒーもしっかりいただいた。


※料理メニューやビール関連は各店舗によって異なることもあるのでご了承ください。





 
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DATA)

店名:イノダコーヒ 四条支店

住所:京都府京都市下京区立売西町66 京都証券ビルB1B2
電話:075-221-2604
営:09:00〜19:30(B1) 10:00〜20:00(B2)
備考:ビールは560円。


200円でお釣りあり!? コーヒー代より安いビール一杯♩

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ここ数ヶ月、京都スナフキンにご縁がある。

晩御飯までのつかの間の小一時間。
どこで過ごそうかなあ〜と考えている観光客も多いのではないだろうか。

コーヒーショップもいい
甘味処もいい

でも
本番前の0次会だし
できるだけ安くのんびり過ごしたい( ̄▽ ̄)bのが本音だ。


どーこーかーなーいーかーε=ε=ε=ε=ε=ε=┌( ̄◇ ̄)┘とキョロキョロしているととあるキャッチコピーにターゲットオン!

そそくさとスキップして、入ったのは




こちら、烏丸御池の地下にある烏丸元気市場。



ここはなんといってもコレ!である。
18時までアサヒスーパードライが199円!!
という価格設定なのだ。
もちろんおかわりO K。
18時以降でも299円と絶対価格設定おかしいだろうψ(`∇´)ψと思ってしまうほど、
懐に優しい場所なのである。

18時1分前に慌てて入店してくる常連さんも多く
「間に合った〜♩ ビール」と自分の指定席!?にどかっと座る人も。

( ̄▽ ̄)……いいなあ〜こういう雰囲気。

何度も京都に来ていたが、全く気づかなかった烏丸元気市場。

小一時間の過ごし方に丁度酔い。

いいとこ見つけたo(^▽^)oと喜んでいたら
スタッフのお姉さんがびっくり。
「飲み方とか馴染んでてご近所さんかと思いました」とよいしょ*\(^o^)/*されることも面白い。

京都スナフキン。
見落としているおもしろき場所はまだまだある。







 
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DATA)
店名:烏丸御元気市場
住所:京都市中京区烏丸通御池下ル虎屋町566-1井門明治安田生命ビルB1
電話:050-5872-6094
営業:15:00~24:00(LO23:00)
休 : 無
備考:チャージ 333円(税別)



秋の新顔!

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酷暑だった夏はいつのまにかドロンと消え
肌寒さが厳しい江戸。

暦どおり、季節は流れているのだなあと思う。
そんな暦どおりというべきなのか、いや、暦より先取りか。
コンビニやスーパーの棚には秋!を表した商品がずらりと並んでいる。

ビール業界もそのひとつ。
◯◯秋味 スーパー◯◯秋などいろいろあるなか、

今回ここも数量限定で秋商品が発売された。

c0059278_1525439.jpg


サントリービールより発売のザ・プレミアム・モルツ〈芳醇エール〉。
今月25日から全国で発売されているようで、
目にしたのは某コンビニ。
上面発酵酵母を使用したエールタイプで、
通常のプレミアムよりフルーティさが特長。
芳ばしさが余韻に残る。
※上面発酵酵母とは常温(18~25℃)で発酵を行う醸造法で、発酵中に酵母が浮上し、液面に酵母の層ができることからそう呼ばれている。
上面発酵酵母でありながらコクはあり、泡はプレミアムらしく上品かつクリーミーだ。

パッケージがオレンジなのがある意味、異色でビールゾーンでもかなり目をひく。

色々並ぶ、秋ならではの定番商品のなか、
ザ・プレミアム・モルツ〈芳醇エール〉の人気はいかに!
ちなみに330ml缶はコンビニエンスストア限定だそうだ。

※今月末からカロリー調整している身としては
一応気になるカロリー♪
ということで、成分表は次のとおり。
原料:麦芽、ホップ
アルコール度数:6%
エネルギー(100mlあたり):50kcal
たんぱく質(100mlあたり):0.4〜0.7g
脂質(100mlあたり):0g
糖質(100mlあたり):3.3g
食物繊維(100mlあたり):0〜0.2g
ナトリウム(100mlあたり):0〜7mg

 
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